山本由伸選手を強力援護 ドジャース打線が大爆発 73年ぶり歴史的猛攻 1イニング9得点超は今季3度目

2026.6.28

【©️Los Angeles Dodgers 】

容赦ない破壊力だった。 

ナ・リーグ西地区首位を走るドジャースが宿敵パドレスを相手に打線が火を噴き、球団史に新たな1ページを刻んだ。6回に打者12人で9得点を奪う圧巻の猛攻を披露。今季最多タイの15得点で15―3と粉砕し、球団では実に73年ぶりとなる「シーズン3度目の1イニング9得点以上」という歴史的快挙を達成した。山本由伸選手は大量援護を背に今季8勝目を挙げ、大谷翔平選手もマルチ安打で打線をけん引した。


 

試合の均衡を完全に打ち破ったのは6回だった。

1―1の同点で迎えた攻撃。

相手の失策をきっかけにドジャース打線が一気に牙をむく。エドマン選手の適時三塁打で勝ち越すと、復帰2戦目のタッカー選手が右翼席へ豪快な2ラン。さらにラッシング選手が2者連続アーチとなるソロ本塁打を放ち、パドレス投手陣を完全にのみ込んだ。

しかし、猛攻はそれでも終わらなかった。

大谷選手の鋭い中前打を含む連打と四球で再び満塁の好機を築くと、フリーマン選手の内野ゴロで追加点。締めくくりはベッツ選手の3試合連続となる11号3ランだった。打者12人を送り込んで一挙9得点。反撃の余地すら与えない圧倒的な攻撃力で、敵地ペトコパークを騒然とさせた。

ドジャースが1イニング9得点以上を記録するのは今季3度目。

6月上旬のエンゼルス戦でも同様のビッグイニングを演出しており、その時の先発も山本選手だった。まさにエースが登板する日は打線も爆発するという、理想的な勝利の方程式が確立されつつある。

山本選手は5回にシーツ選手のソロ本塁打、6回にも適時打を浴びて2失点を喫したものの、大量援護を受けながらも冷静な投球を継続。

6回5安打2失点で試合をしっかりと作り、4試合連続となるクオリティースタートを達成。日本人トップタイとなる今季8勝目を手にし、エースとしての存在感を改めて示した。

 

一方、大谷選手も6回に打球速度約180・7キロの強烈な右前打を放ち、ビッグイニングの口火を切る重要な役割を果たした。8回にも中前打を放って今季26度目のマルチ安打を記録。4試合連続で本塁打こそ出なかったものの、リードオフマンとして攻撃のリズムを生み出し、大勝に大きく貢献した。

MLB公式サイトのサラ・ラングス氏によると、ドジャースがシーズン中に1イニング9得点以上を3度記録するのは1953年以来、実に73年ぶり。球団史上でも8度目という歴史的な数字となった。