タイガー・ウッズ、左アキレス腱断裂で手術へ・・・復帰時期は未定

【©️sun Day Red】

 

男子ゴルフ界のレジェンド、タイガー・ウッズ（49＝米国）が11日（日本時間12日）、

左アキレス腱の断裂により手術を受けたことを発表。

自身のSNSで公表したもので、負担の少ない低侵襲手術を受けたというが、

復帰時期については明言を避けた。

 

▪️トレーニング中の痛みが原因

ウッズは自身のSNSで「自宅でのトレーニングと練習を増やし始めた際に、

左アキレス腱に鋭い痛みを感じた。診察の結果、断裂が判明した」と経緯を説明。

米フロリダ州ウエストパームビーチの病院で手術を受け、成功したことを報告。

今後はリハビリと回復に専念するという。

AP通信によると、今回の手術は切開部が小さい低侵襲手術で行われ、

従来の方法に比べて回復が早いとされる。

しかし、足に体重をかけられるようになるまでには通常1カ月ほどかかるといい、

競技復帰までの道のりは長くなる可能性が高い。

 

▪️過去にもアキレス腱の負傷歴

ウッズは過去にも左アキレス腱を痛めた経験がある。

2011年4月のマスターズで負傷し、同年5月のプレーヤーズ選手権で再発。

アキレス腱の挫傷と診断され、3カ月間の休養を余儀なくされた。

また、2012年3月のキャデラック選手権でも左アキレス腱の痛みを訴え、

最終ラウンドを途中棄権している。

 

▪️今年2月には母を亡くし、精神的負担も

ウッズは今年2月4日に母クルティダさんを亡くし、

その影響で翌週に予定されていたジェネシス招待を欠場。

最近では屋内新リーグ「TGL」や、

セミノール・プロメンバートーナメントに出場していたものの、

最後にツアーに出場したのは昨年7月の全英オープンだった。

 

▪️マスターズ出場は絶望的、復帰時期は未定

今回の負傷により、ウッズの復帰はさらに遅れる見通しだ。

4月10日に開幕するマスターズへの出場は事実上不可能となり、

今後のツアー参戦についても慎重に判断されるとみられる。

長年にわたり数々のケガと向き合ってきたウッズだが、

再びトーナメントの舞台に立つことができるのか。