NBAファイナル第5戦 サンダーが46年ぶりの優勝に王手をかける

2025.6.17

ジェイレン・ウィリアムズがキャリア・ハイ40得点の大活躍

【©️Oklahoma City Thunder,】

16日(日本時間17日)、NBAファイナル第5戦がオクラホマシティのペイコム・センターで行われ、西カンファレンス王者オクラホマシティ・サンダーが東カンファレンス王者インディアナ・ペイサーズを120-109で下し、シリーズ成績を3勝2敗とした。サンダーは、前身のシアトル・スーパーソニックス時代以来、46年ぶり2度目の優勝にあと1勝と迫っている。

 

この試合で最も輝いたのは、サンダーのジェイレン・ウィリアムズだった。序盤から積極的に得点を重ね、第5戦では両チーム最多の40得点を記録。

試合を通じて攻撃の中心として機能し、要所で確実にシュートを沈めた。

 

また、エースのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーも31得点・10アシストと安定した活躍を見せ、攻撃をリード。

ウィリアムズとのデュオが、ペイサーズの追撃を振り切る原動力となった。

サンダーは第1クォーターから試合の主導権を握り、第2クォーターには最大18点のリードを奪取。前半終了時点で59-45と優位に立ったが、後半はペイサーズの反撃にさらされ、一時は第4クォーター残り8分半で2点差にまで詰め寄られた。それでも本拠地の声援に支えられたサンダーは再びリズムを取り戻し、試合終盤に再度リードを2桁に広げて逃げ切った。

 

ウィリアムズは試合後、「相手の流れを我慢強くしのぎ、チーム全体で戦い抜いた。経験の積み重ねが、今日の勝利につながった」と振り返った。

サンダーにとっては、2012年以来13年ぶりのファイナル進出。かつてケビン・デュラントやラッセル・ウェストブルックを擁しても手が届かなかった悲願の優勝に、ついに現実味が帯びてきた。

シリーズ第6戦は、ペイサーズの本拠地インディアナポリスに舞台を移し、

6月19日(日本時間20日)に行われる。

サンダーが46年ぶりの王座奪還を果たすのか・・・。