ドーピング容認大会で“世界新” 32歳スイマーが賞金約2億円獲得

2026.5.25

【©️Enhanced Games 】

ドーピング(薬物使用)を容認する異例の総合競技大会「エンハンスト・ゲームズ」が23日(日本時間24日)、米ネバダ州ラスベガスで開催され、競泳男子50メートル自由形で“世界新記録”が飛び出した。クリスチャン・ゴロメエフ選手(ギリシャ)が20秒81をマーク。これまでの世界記録20秒88を上回る衝撃的なタイムを叩き出し、海外ファンの間で大きな話題となっている。


 

もっとも、この記録は世界水泳連盟の公式記録としては認定されない。

それでも、世界新というインパクトは絶大だった。

「エンハンスト」は「強化された」を意味し、大会ではドーピングによって身体能力を高めた選手たちが出場。一方で、薬物を使用していない「ノット・エンハンスト」選手も参加し、競泳や陸上短距離、重量挙げなどが行われた。

 

今大会では優勝賞金25万ドル(約3970万円)に加え、世界新記録を樹立した選手には100万ドル(約1億5900万円)のボーナスが設定されており、ゴロメエフ選手は合計約125万ドル、日本円で約2億円近い賞金を獲得したことになる。

大会公式SNSは実際のレース映像とともに、「100万ドルの世界記録スイム!」と投稿。「クリスチャン・ゴロメエフが男子50メートル自由形で20秒81を記録し、世界記録と巨額ボーナスを獲得した」と大々的に伝えた。

32歳のゴロメエフ選手は、2024年パリ五輪の同種目で5位入賞。

2019年世界選手権では銀メダルを獲得した実力者で、

ゴロメエフ選手の自己ベストは20秒89だった。