ジョコビッチ選手が世界104位を逆転で撃破 チャイナ・オープン31連勝で8強入り 準々決勝はズベレフ選手と激突の可能性

2026.10.3

男子テニスのチャイナ・オープン(中国・北京、ATP500)は2日、シングルス2回戦が行われ、第6シードのノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)が、世界ランキング104位のブ・ユンチャオケテ選手(中国)を4-6、7-6(7-2)、6-2で下した。

39歳のジョコビッチ選手は、第1セットを落とす苦しい立ち上がりとなったものの、タイブレークを制して試合を振り出しに戻すと、最終セットで一気に流れを引き寄せた。

2時間52分に及んだ激闘を逆転で制し、11年ぶり7度目となるチャイナ・オープンのベスト8進出を決めた。


 

▪️第1セットを落とすも、タイブレークで流れを変える

第1セットは第7ゲームでブレークを許し、4-6で落としたジョコビッチ選手。

第2セットも第4ゲームで先にブレークを奪いながら、直後の第5ゲームでブレークバックを許すなど、世界104位のブ選手に苦戦を強いられた。

それでも、勝負どころで経験値の高さを見せる。

タイブレークでは序盤から主導権を握り、7-2で制してセットカウントを1-1に。勝負を最終セットへ持ち込んだ。

 

▪️最終セットで2度のブレーク 8強入りを決める

最終セットに入ると、ジョコビッチ選手が一気にギアを上げた。

第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、第3ゲームでも再びブレーク。序盤から大きなリードを奪い、ブ選手の反撃を許さない展開に持ち込んだ。

そのままリードを守り切り、2時間52分の熱戦を4-6、7-6(7-2)、6-2で制した。

ジョコビッチ選手にとっては、苦しい局面を乗り越えての逆転勝利となった。

 

▪️チャイナ・オープンは驚異の31戦全勝 過去6度の出場で全て優勝

今回が11年ぶり7度目のチャイナ・オープン出場となったジョコビッチ選手は、過去6度の出場でいずれも優勝。

この日の勝利によって大会通算のマッチ成績は31勝0敗となり、連勝記録を31まで伸ばした。

今大会では1回戦でも世界ランキング49位のヌーノ・ボルジェス選手(ポルトガル)を下しており、北京で再び無敗記録を積み上げている。

 

▪️ジョコビッチ選手「重要な場面で良いサーブを」

試合後、男子プロテニス協会(ATP)の公式サイトに掲載されたコメントで、ジョコビッチ選手は激戦を振り返った。

「良いプレーをする必要があったし、重要な場面で良いサーブを打たなければならなかった」

さらにブ選手についても、

「ベースラインからのラリーでショートスライスを混ぜたり、中に入ったりと、巧みに変化をつけてきた。彼の好プレーを称えるべきだ」

と評価した。

満員となった会場の雰囲気にも触れ、「3時間もの間スタジアムは満員で、本当に素晴らしい試合に参加でき光栄だ」とコメントしている。

 

▪️準々決勝はズベレフ選手との対戦も

ベスト8入りを決めたジョコビッチ選手は、準々決勝で第1シードのアレクサンダー・ズベレフ選手(ドイツ)と、ワイルドカードで出場している世界ランキング250位のシャン・ジュンチェン選手(中国)の勝者と対戦する。

大会6度の優勝を誇るジョコビッチ選手が、北京でどこまで連勝を伸ばすのか。31戦全勝という圧倒的な大会成績を背景に、ベスト4を懸けた次の戦いへ。