ジョコビッチ選手が世界104位を逆転で撃破 チャイナ・オープン31連勝で8強入り 準々決勝はズベレフ選手と激突の可能性
男子テニスのチャイナ・オープン(中国・北京、ATP500)は2日、シングルス2回戦が行われ、第6シードのノバク・ジョコビッチ選手(セルビア)が、世界ランキング104位のブ・ユンチャオケテ選手(中国)を4-6、7-6(7-2)、6-2で下した。
39歳のジョコビッチ選手は、第1セットを落とす苦しい立ち上がりとなったものの、タイブレークを制して試合を振り出しに戻すと、最終セットで一気に流れを引き寄せた。
2時間52分に及んだ激闘を逆転で制し、11年ぶり7度目となるチャイナ・オープンのベスト8進出を決めた。
▪️第1セットを落とすも、タイブレークで流れを変える
第1セットは第7ゲームでブレークを許し、4-6で落としたジョコビッチ選手。
第2セットも第4ゲームで先にブレークを奪いながら、直後の第5ゲームでブレークバックを許すなど、世界104位のブ選手に苦戦を強いられた。
それでも、勝負どころで経験値の高さを見せる。
タイブレークでは序盤から主導権を握り、7-2で制してセットカウントを1-1に。勝負を最終セットへ持ち込んだ。
▪️最終セットで2度のブレーク 8強入りを決める
最終セットに入ると、ジョコビッチ選手が一気にギアを上げた。
第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、第3ゲームでも再びブレーク。序盤から大きなリードを奪い、ブ選手の反撃を許さない展開に持ち込んだ。
そのままリードを守り切り、2時間52分の熱戦を4-6、7-6(7-2)、6-2で制した。
ジョコビッチ選手にとっては、苦しい局面を乗り越えての逆転勝利となった。
▪️チャイナ・オープンは驚異の31戦全勝 過去6度の出場で全て優勝
今回が11年ぶり7度目のチャイナ・オープン出場となったジョコビッチ選手は、過去6度の出場でいずれも優勝。
この日の勝利によって大会通算のマッチ成績は31勝0敗となり、連勝記録を31まで伸ばした。
今大会では1回戦でも世界ランキング49位のヌーノ・ボルジェス選手(ポルトガル)を下しており、北京で再び無敗記録を積み上げている。
▪️ジョコビッチ選手「重要な場面で良いサーブを」
試合後、男子プロテニス協会(ATP)の公式サイトに掲載されたコメントで、ジョコビッチ選手は激戦を振り返った。
「良いプレーをする必要があったし、重要な場面で良いサーブを打たなければならなかった」
さらにブ選手についても、
「ベースラインからのラリーでショートスライスを混ぜたり、中に入ったりと、巧みに変化をつけてきた。彼の好プレーを称えるべきだ」
と評価した。
満員となった会場の雰囲気にも触れ、「3時間もの間スタジアムは満員で、本当に素晴らしい試合に参加でき光栄だ」とコメントしている。
▪️準々決勝はズベレフ選手との対戦も
ベスト8入りを決めたジョコビッチ選手は、準々決勝で第1シードのアレクサンダー・ズベレフ選手(ドイツ)と、ワイルドカードで出場している世界ランキング250位のシャン・ジュンチェン選手(中国)の勝者と対戦する。
大会6度の優勝を誇るジョコビッチ選手が、北京でどこまで連勝を伸ばすのか。31戦全勝という圧倒的な大会成績を背景に、ベスト4を懸けた次の戦いへ。

