UFC 堀口恭司選手 最短でタイトル戦へ 再起戦で浮上した“危険な強豪”アルマバイエフ
UFCフライ級で再びタイトル戦線を目指す堀口恭司選手(ATT)の次戦候補として、同級上位ランカーのアスー・アルマバイエフ選手(カザフスタン)の名前が浮上している。
海外の格闘技関係者やSNS上で対戦の可能性が取り沙汰されており、11月21日にカタール・ドーハで開催予定のUFCイベントでカードが組まれる可能性が報じられている。
ただし、現段階ではUFCによる正式発表はなく、あくまで対戦候補としての情報だ。
それでも、このカードが実現すれば、堀口選手のUFC復帰後のキャリアを左右する重要な一戦になる。
▪️再起戦で「安全な相手」を選ばない意味
堀口選手はUFC復帰後、2連勝を飾ってフライ級 上位戦線へ再び存在感を示し 今年6月にマネル・ケイプ選手との一戦ではTKO負け。
再び頂点を目指すうえで、ここからの1戦1戦は非常に重要な意味を持つ。
通常なら、再起を優先して一度ランキング上位から距離を置く選択肢も考えられる。
ところが、今回 浮上した相手がアルマバイエフ選手だとすれば、
堀口選手はむしろ再びタイトル戦へ戻るために、危険度の高い強豪との対戦を選ぶことになる。
これは、タイトル挑戦までの時間を短縮するうえでは大きな意味を持つ。
強豪を相手に勝利すれば、ランキング上位であることを結果で示すことができ、次のタイトル戦候補へ一気に近づく可能性がある。一方で、相手が強いだけに、再起戦としては決して簡単なマッチアップではない。
つまり今回の一戦は、単なる「再起戦」ではなく、最短距離で再び世界王座を狙うための勝負という見方もできる。
とはいえ、この階級で安全圏のレベルのファイターは誰1人いないのも事実である。
堀口選手の格闘技キャリアを考えたら、その1試合1試合
全てがタイトルマッチ級のカードという印象はある。
▪️アルマバイエフはレスリングとフィジカルが武器
対戦候補に浮上したアルマバイエフ選手は、カザフスタン出身のフライ級ファイター。
強力なレスリングとフィジカルを武器にUFCで勝利を積み重ね、トップ戦線で存在感を高めてきた。
UFC参戦後も連勝を続け、マネル・ケイプ選手に敗れるまで17連勝を記録。
ケイプ戦後も3連勝しており、再び上位戦線へ向けて勢いを取り戻している。
そのため、堀口選手にとっては、再起の舞台としてはかなりハードルの高い相手になる。
また、互いにケイプに負けている状況から、この試合にカッタ勝者が再びケイプとのリベンジマッチへ名乗り出ることも叶うこととなる。
特に、堀口選手が得意とするスピードと距離感に対して、アルマバイエフ選手がレスリングとフィジカルでどこまでプレッシャーをかけられるかは、大きなポイント。
UFCからの正式発表が待たれる。

