ドジャースがパドレスを7―0圧倒 地区首位を走る王者が見せた攻守の厚み 佐々木朗希投手も救援転向後初登板

2026.9.23
【©️Los Angeles Dodgers 】

ロサンゼルス・ドジャースが、ポストシーズンを見据えたシーズン終盤で存在感を示した。

ドジャースは9月22日(日本時間23日)、本拠地でサンディエゴ・パドレスと対戦し、7―0で快勝。ナ・リーグ西地区のライバルを投打で圧倒し、終盤戦で大きな白星を積み上げた。

パドレスは直前まで5連勝と好調だったが、この日はドジャース投手陣を前に打線が沈黙。一方のドジャースは、試合序盤から得点を重ね、最後まで主導権を渡さなかった。


 

▪️ドジャース打線が序盤から試合を動かす

大きかったのは、二死からの攻撃だった。

2回、ドジャースはパドレス先発マイケル・キング選手を攻め、満塁の好機を形成。トミー・エドマン選手、ムーキー・ベッツ選手への押し出し四球で先制すると、フレディ・フリーマン選手が2点適時打を放ち、この回一挙4点を奪った。

さらに4回にもフリーマン選手が適時打。

打線の中心を担うベテランが重要な場面で結果を残し、ドジャースは試合の流れを一気に引き寄せた。

6回にはエドマン選手とウィル・スミス選手にも本塁打が飛び出し、最終的には7得点。AP通信も、ドジャースが二死から5得点を挙げたことを試合の大きなポイントとして伝えている。

 

▪️佐々木朗希選手が救援転向後初登板

この試合で日本のファンにとって注目を集めたのが、佐々木朗希選手だった。

4回、ドジャースは救援陣による継投に入り、佐々木選手が救援転向後初めて登板。

パドレス打線に二死から連打を許して得点圏に走者を進められる場面もあったが、最後はクロネンワース選手を見逃し三振に仕留め、無失点で切り抜けた。

シーズン終盤に入り、ドジャースは先発だけでなく救援陣を含めた投手運用が重要になる。佐々木選手の起用法も、今後のポストシーズンを見据えるうえで注目されるポイントになりそうだ。

 

▪️地区首位ドジャースが終盤戦でさらに連勝

9月21日時点で、ドジャースは96勝60敗でナ・リーグ西地区首位。パドレスは87勝69敗で2位につけていた。

今回の直接対決では、その差をさらに印象づける7―0の完封勝利。

ドジャースはフリーマン選手ら主力打者が得点機を生かし、エドマン選手やスミス選手も長打で加点。投手陣もパドレス打線を無得点に封じた。

個々のスター選手だけに依存するのではなく、複数の選手がそれぞれの役割を果たして勝利につなげた点は、シーズン終盤のドジャースを語るうえで重要な試合内容となった。

そして、この日のもう一つの焦点が佐々木選手の救援起用だ。

ドジャースはすでに地区優勝争いの先頭を走っているだけに、残りのレギュラーシーズンでは勝利を積み重ねながら、10月を見据えた投手陣の整備も進めていくことになる。

 

▪️パドレスのポストシーズン進出決定は持ち越し

一方、パドレスにとっては5連勝が止まる結果となった。

この日の勝利とアリゾナ・ダイヤモンドバックスの敗戦が重なれば、3年連続のポストシーズン進出が決まる可能性があったものの、ダイヤモンドバックスがロッキーズに勝利。その後、パドレスもドジャースに敗れたことで、決定は翌日以降に持ち越された。

ただ、この試合で改めて浮かび上がったのは、終盤戦のドジャースが持つ選手層の厚さだ。

打線ではフリーマン選手、ベッツ選手、エドマン選手らが得点に絡み、投手陣では救援に回った佐々木選手もマウンドに上がった。

地区首位を走るドジャースが、シーズン最後の数試合をどのような投手運用で乗り切り、10月の戦いへつなげていくのか。