【女子バスケW杯】日本代表 スペイン戦が運命の一戦に 勝てば準々決勝進出へ 決勝までの道筋も見えた
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FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026は、いよいよグループリーグ最終戦を迎える。9月4日にドイツ・ベルリンで開幕した今大会で、日本代表は初戦でマリを102-97で下したものの、第2戦では開催国ドイツに58-74で敗戦。1勝1敗となった。
一方、グループAではマリがスペインを82-73で破る大金星を挙げ、4チームが1勝1敗で並ぶ大混戦に突入した。
日本にとって次戦のスペイン戦は、単なるグループリーグ最終戦ではない。
勝てば自力で突破を決められる重要な一戦。さらに、勝敗の組み合わせ次第ではA組1位で準々決勝へ直接進む可能性も残されている。
FIBA公式によれば、日本がスペインを破り、ドイツがマリに勝った場合、日本はグループA首位となり、準々決勝へ直接進出する。逆にスペインに敗れた場合でも、ドイツ―マリ戦の結果によっては2位または3位で次のラウンドへ進む可能性がある。
▪️日本はスペイン戦で「勝つ」ことが最大の突破条件
現在の日本代表にとって、最も分かりやすいシナリオはスペイン撃破だ。
日本は初戦のマリ戦で102得点を挙げるなど、攻撃力を発揮した。一方、ドイツ戦では3ポイントシュートを27本試投しながら成功は3本にとどまり、成功率は11.1%。得点力を伸ばせなかったことが大きく響いた。
FIBA公式のゲームデータでも、ドイツ戦の日本はフィールドゴール成功率32%、3ポイント成功率11.1%にとどまっている。
それでも第2クォーターにはドイツのリズムを崩し、5点差まで追い上げる時間帯を作った。試合を通して安定した得点力を発揮できれば、スペイン戦で流れを変える可能性は十分にある。
現在、個人ランキングでは林咲希が大会序盤から得点面で存在感を見せており、FIBA公式の大会データでも日本の得点源の一人として名前を連ねている。
▪️グループAは最後まで何が起きるか分からない
グループAは日本、スペイン、ドイツ、マリがすべて1勝1敗。
最終戦では、
日本-スペイン
ドイツ-マリ
の2試合が同時に行われる。
この結果によって順位が大きく変動する。
日本がスペインに勝利し、ドイツもマリを破れば、
日本はグループA首位となり、準々決勝へ直接進出する。
一方、日本がスペインに勝利してマリがドイツを破った場合、
日本は2位となり、準々決勝進出決定戦へ回る。
また、日本がスペインに敗れた場合でも、
ドイツとマリの結果によっては3位に入り、
準々決勝進出決定戦に進む可能性がある。
ただし、スペインに敗れ、マリがドイツに勝った場合は日本が4位となり、
大会から敗退する可能性がある。
FIBAも日本の最終順位について、この4パターンを明確に示している。
つまり、日本にとってスペイン戦は「勝てば大きく前進、敗れれば他会場の結果を待つ」という一戦になる。
▪️その先にある「準々決勝進出決定戦」
今大会は従来型の単純なグループリーグ突破方式とは異なる。
16チームを4組に分け、各組1位は準々決勝へ直接進出。
2位と3位は、A組とB組、C組とD組の間で準々決勝進出決定戦を行う。
この一発勝負を勝ち抜いたチームが、準々決勝へ進む仕組みだ。
A組2位ならB組3位と対戦。
B組2位ならA組3位と対戦する。
したがって、日本がA組2位または3位になった場合、B組の順位がそのまま次の相手を左右することになる。
現時点ではB組でフランスが連勝しており、韓国、ハンガリー、ナイジェリアも順位争いを繰り広げている。
日本がグループAを2位で終えれば、B組3位との準々決勝進出決定戦へ。
3位ならB組2位との対戦となる。
ここは大会後半を左右する重要なポイントだ。
▪️目標は「準々決勝」だけではない
日本がグループAを突破できれば、そこから先は一発勝負の連続になる。
大会の公式フォーマットでは、準々決勝は9月10日、準決勝は9月12日、決勝と3位決定戦は9月13日に予定されている。
グループ1位なら準々決勝へ直接進むため、余計な一戦を戦わずに済む。
だからこそ、日本にとってスペイン戦の勝利には大きな意味がある。
仮に日本がスペインを破ってグループA首位となれば、9月10日の準々決勝へ直接進み、そこから準決勝、そして決勝を目指すことになる。
一方、2位または3位になった場合は、9月9日に予定される準々決勝進出決定戦を勝ち抜かなければならない。
つまり、スペイン戦に勝ってA組1位を確保することが、決勝までの道のりを一つ短くする最も大きなチャンスになる。
▪️日本代表に求められるのは「3ポイントの修正」
ドイツ戦で最大の課題として浮かび上がったのが、外角シュートの精度だった。
日本は27本の3ポイントシュートを放ったが、成功は3本。
日本が持ち味としてきた外角からの攻撃が機能しなければ、相手の守備を広げることが難しくなる。
逆に言えば、スペイン戦で3ポイントの確率を引き上げることができれば、試合展開そのものを変える可能性がある。
ドイツ戦では一度5点差まで追い上げる時間帯もあっただけに、日本には修正できる材料が残されている。
守備で粘り、リバウンドを確保し、速い展開につなげる。
そして外角シュートを決める。
日本が本来持つスタイルを取り戻せるかが、スペイン戦の大きなポイントになる。
▪️「世界8強」への道を切り開けるか
今大会の日本代表にとって、まず突破すべき壁はグループリーグ。
しかし、その先にはさらに厳しい戦いが待っている。
準々決勝以降はすべて一発勝負。
FIBAの大会方式でも、準々決勝、準決勝、決勝はいずれもノックアウト方式となっている。
だからこそ、グループリーグ最終戦でどの順位を確保するかが極めて重要になる。
日本がスペインを破れば、A組首位から準々決勝へ直接進むシナリオが見えてくる。
そこで勝利すればベスト4。
準決勝を突破すれば、いよいよ世界一を懸けた決勝だ。
9月13日の決勝まで残るためには、ここから最低でも3連勝が必要になる。
日本にとっては簡単な道ではない。
それでも、現在のグループAが示しているのは「日本にも十分にチャンスが残されている」という事実だ。
初戦では102得点を挙げ、ドイツ戦では苦しい展開から一時5点差まで追い上げた。
チームがここから修正し、本来の攻撃力を取り戻すことができれば、スペイン戦は大きな転機になる。
▪️9月7日のスペイン戦が最大のポイント
日本のグループリーグ最終戦は、現地時間9月7日。
相手はスペイン。
勝てば自力で突破を決められるだけでなく、ドイツ-マリ戦の結果次第ではグループA首位で準々決勝へ直接進む可能性もある。
逆に敗れれば、他会場の結果を待つことになる。
4チームすべてに突破の可能性が残されたグループA。
その最終章で、日本代表はどの順位をつかみ取るのか。



