【MLB】菊池雄星投手 復帰3戦目で待望の今季初勝利!6回5安打無失点、最速158キロの剛速球でパイレーツ打線を封じる

2026.9.6
【©️Los Angeles Angels 】

エンゼルスの菊池雄星投手が、待望の今季初勝利を手にした。

菊池選手は9月5日(日本時間6日)、敵地で行われたパイレーツ戦に先発。

6回を投げて5安打無失点、1死球、5奪三振の好投を披露し、

チームの6―1の勝利に大きく貢献した。

左肩炎症から復帰して3試合目となった登板で、

最速98.2マイル(約158.0キロ)を計測するなど、力強い投球を披露した。

エンゼルスは投打がかみ合い、連敗を3でストップ。

菊池選手にとっても、復帰後の状態が上向いていることを示す重要な登板となった。


 

▪️初回からエンジン全開 わずか10球で無失点

菊池選手は初回から持ち味の力強い直球を軸に、パイレーツ打線を圧倒した。

先頭打者のグリフィン選手を直球で追い込み、最後はスプリットで空振り三振。続くバルデス選手をスライダーで中飛に打ち取ると、2死からレイノルズ選手に中前打を許したものの、4番・クルーズ選手をカーブで空振り三振に仕留めた。

わずか10球で初回を終えるテンポの良い投球。立ち上がりから安定した内容を見せ、エンゼルスに流れを呼び込んだ。

 

▪️最速158キロを記録 要所で力強い投球

2回には1死から二塁打を許し、この試合で初めて得点圏に走者を背負った。

しかし、ここでも菊池選手は動じない。トリオロ選手を96.9マイル(約155.9キロ)の直球で遊ゴロに打ち取ると、マンガム選手にはこの日の最速となる98.2マイル(約158.0キロ)の直球を投じ、見逃し三振を奪った。

3回は3者凡退。4回には先頭打者に死球を与えたものの、クルーズ選手を一ゴロ併殺に仕留め、得点を許さなかった。

直球だけでなく、カーブ、スライダー、スプリットを効果的に組み合わせることで、パイレーツ打線に的を絞らせない投球を続けた。

 

▪️6回のピンチも突破 無失点のままマウンドを降りる

3―0とエンゼルスがリードして迎えた6回、菊池選手は2死一、三塁のピンチを迎えた。

ここでも最後まで集中力を切らさない。

6番・フローレス選手に対して96.5マイル(約155.3キロ)の直球を投じると、力のない中飛に打ち取って無失点で切り抜けた。

マウンドを降りる際には、引き締まった表情で左拳を力強く握り、捕手のバレステロス選手とタッチ。復帰後の登板を重ねる中で、確かな手応えを感じさせる内容となった。

 

▪️打線も菊池選手を援護 エンゼルスが6得点

エンゼルス打線も菊池選手を強力に援護した。

4回にバレステロス選手の右前打で先制すると、5回にはロー選手の11号ソロなどで2点を追加。さらに7回には1死から長短4連打を放ち、一挙3点を奪った。

投手陣が相手打線を抑え、打線が着実に得点を重ねる理想的な展開。菊池選手も味方打線の援護を受けながら、自分の投球を最後まで貫いた。

6回5安打無失点でクオリティースタート(6回以上、自責点3以内)も記録。今季2度目となるQSで、先発投手としてチームの勝利に大きく貢献した。

 

▪️左肩炎症から116日ぶりにメジャー復帰

菊池選手は5月3日(日本時間4日)、左肩炎症のため負傷者リスト入り。その後、傘下マイナーでリハビリ登板を重ね、8月23日(同24日)のレンジャーズ戦で116日ぶりにメジャーのマウンドへ戻ってきた。

復帰初戦は5回7安打5失点。しかし、復帰2戦目となった8月31日(日本時間9月1日)のフィリーズ戦では、7回6安打2失点と大きく内容を改善した。

ただ、フィリーズ戦では打線の援護を受けられず、菊池選手は敗戦投手に。それでも復帰後の投球内容には上昇の兆しが見えていた。

そして迎えた今回のパイレーツ戦。

6回5安打無失点という安定した投球でチームを勝利に導き、ついに今季初勝利を手にした。

今季は左肩の炎症による長期離脱を経験した菊池選手だが、復帰から3試合を重ねる中で着実に状態を上げてきた。

特に今回の登板では、最速158キロを記録した直球に加え、変化球を巧みに組み合わせ、ピンチでも冷静にアウトを積み重ねた。

今季初勝利は、単なる1勝というだけではない。長期離脱を乗り越え、再びメジャーの舞台で本来の力を発揮し始めた菊池選手にとって、今後につながる大きな勝利となった。

エンゼルスはこの勝利で連敗を3で止め、菊池選手も今季成績を1勝6敗、防御率4.96とした。