【ONE SAMURAI 2】メインイベンターの大役をしっかりやってのけた野杁正明が衝撃のリベンジ! リウ・メンヤンを1R・2分59秒KO、左カウンターで完全決着
2026.8.8
【©️ONE Championship 】
8月8日、東京・EBARA WAVE アリーナおおたで開催された「ONE SAMURAI 2」で、ONE SAMURAIフェザー級キックボクシング・トーナメント準々決勝が行われ、野杁正明選手(team VASILEUS)がリウ・メンヤン(中国)を1R2分59秒、KOで破った。
▪️約2年越しの再戦 今度は野杁選手が圧倒
両者の因縁は2024年12月までさかのぼる。
ONEの舞台で初めて対戦した際には、リウ選手が1Rに右フックでダウンを奪い、そのまま判定勝ち。野杁選手にとっては、強烈なインパクトを残す敗戦となった。
それから約2年。再び交わった両者の立場は、前回とは大きく異なっていた。
1R開始から野杁選手は、相手の攻撃を見極めながらロー、カーフキックを効果的に散らし、徐々に距離を支配。リウ選手との打ち合いにも応じながら、決定的なタイミングを狙い続けた。
そして1R終了間際、試合が大きく動く。
野杁選手が右のパンチをリウ選手の顔面にヒットさせると、続けざまに左のパンチをこめかみに打ち抜く。リウ選手はその場に崩れ落ち、立ち上がることができない。
レフェリーが試合を止め、野杁選手のKO勝利が決まった。
試合時間は1R2分59秒。
前回はリウ選手にダウンを奪われた野杁選手が、今回は自らダウンを奪い、しかもKOという形で雪辱を果たした。
▪️「ONEのメインはこうじゃないと締まんないっしょ!」
試合後、マイクを握った野杁選手は、満面の笑みを浮かべながら喜びを表現した。
「ONE SAMURAIだけじゃなくて、ONEのメインはこうじゃないと締まんないっしょ!」
会場の歓声を受けると、さらに日本人選手を背負うような言葉を続けた。
「前の試合で海人君が負けちゃって、直接リベンジができなかったですけど、日本人フェザー級、僕に任せてくれれば問題ないんで」
この言葉が示すように、野杁選手が見据えているのは今回の勝利だけではない。
今回のトーナメントは、優勝者にONEフェザー級キックボクシング世界王者スーパーボン選手への挑戦権が与えられる。
野杁選手にとっては、世界王座への再挑戦につながる重要なステージだ。
▪️標的は決勝でグレゴリアン そして正規王者のスーパーボン
野杁選手は、さらに先を見据えている。
「次も必ず勝って決勝に上がって、僕の予想だとグレゴリアン選手が決勝に上がってくると思うので、しっかりKOして、スーパーボン選手にリベンジするので応援お願いします」
過去の敗戦を乗り越え、まずはトーナメントの第一関門を突破した野杁選手。
しかも、その勝ち方は判定ではなく、1R2分59秒のKOだった。
一度は苦杯をなめた相手を倒し、世界王座への道を再び歩み始めた野杁選手。
「日本人フェザー級、僕に任せてくれれば問題ない」
試合後に残したその言葉が、ここから始まるさらに過酷なトーナメントへ
断固たる決意を表している。
【文:高須基一朗】



