舘ひろしさん芸能生活50周年で新たな一歩 76歳で初ファンクラブ開設「頑張ります」沸かせた「泣かないで」

2026.9.22

 

俳優の舘ひろしさん(76)が9月21日、都内で芸能生活50周年を記念したトークディナーショー「HIROSHI TACHI 50th PARTY2026」を開催した。

会場には620人のファンが集結。50年の歩みを振り返るトークに加え、石原プロモーション時代や「あぶない刑事」シリーズにまつわるゲストとの交流も実現した。

さらに、この日発表されたのが、舘さんにとって初となるファンクラブの開設だ。

50年という大きな節目を迎えた舘さんが、長年応援してきたファンとの新たな交流の場をスタートさせる。


 

▪️76歳で初のファンクラブ「TACHI Members」

舘さんのファンクラブは「TACHI Members」として10月21日に開設される予定。50周年の記念イヤーをきっかけに、これまで以上にファンと直接交流できる機会が生まれることになる。

本人はファンクラブ開設について「立ち上げます」と宣言する一方、「何したらいいの?」と笑いを誘う場面も。それでも、ファンと会える機会が増える可能性について触れると「頑張ります」と意欲を見せた。

芸能活動50年を経て、76歳で初めてファンとの新しい接点をつくる。その決断自体が、この日の大きなニュースとなった。

「3~4年で辞めると思っていた」50年の歩み

舘さんは1975年9月21日、原宿を拠点に活動していたバイクチーム「クールス」のメンバーとして「紫のハイウェイ」でレコードデビューした。

その後、1976年に映画「暴力教室」で俳優として本格的に活動を開始。石原プロモーション時代には石原裕次郎さん、渡哲也さんらと歩み、「西部警察」など数々の作品に出演した。

「あぶない刑事」シリーズでは柴田恭兵さん、仲村トオルさんらと共演。俳優としての存在感を確立する一方、歌手としても「泣かないで」などのヒット曲を送り出した。

今回のイベントでは、50年間をいくつかの時代に分け、それぞれの時期を象徴するゲストとともに振り返った。

開演前のメディア取材では、

デビュー当時について「3~4年で辞めると思っていました」と振り返り、

「芝居も歌も自信がなく、皆さんが温かい目で見てくれて50年経ちました」とファンへの感謝を語った。

 

▪️仲村トオルと「あぶない刑事」を振り返る

イベントには「あぶない刑事」で共演した仲村トオルさんも登場した。

仲村さんから「舘さんはどんどん前に行って、光り輝いて、遠くに行ってもよく見える」と言葉を贈られると、舘さんは仲村さんの肩に手を置き、「ありがとう」と応じた。

「あぶない刑事」パートでは2人が作品についてトーク。柴田恭兵さんからもメッセージが寄せられた。

さらに、舘さんに直談判して舘プロ入りした黒川想矢さんも出演。50年というキャリアだけではなく、現在につながる人との縁も感じさせるステージとなった。

石原良純さんとは、石原裕次郎さんや渡哲也さんと過ごした石原プロモーション時代を振り返った。

 

▪️最後に「泣かないで」 会場は大きな盛り上がり

そして、この日のクライマックスとなったのが「泣かないで」の歌唱だった。

当初、イベントはトークを中心に進行する予定だったという。舘さん自身、コロナ禍以降は歌っていなかったことから、歌唱の予定はなかった。

しかし、50周年という特別な場でファンを前にして、「お話だけでいいのかなってずっと考えていました。申し訳ないという気持ちでいっぱいで」と考えた末、歌うことを決断。

カラオケなどで練習し、選んだのが自身の代表曲「泣かないで」だった。

会場のファンが大きな喜びを見せる中、舘さんは歌唱を終えると、集まったファンに向けて丁寧に頭を下げた。

「これだけの方がいらしてくださって、心から感謝しております」

そして50周年の記念イヤーを締めくくるように、「舘ひろしは幸せ者です」と語った。

チケット抽選倍率は14.5倍 50年目に広がった新たな輪

この日のイベントは、約620人のファンが参加。チケットの抽選倍率は14.5倍だったという。

さらに10月には、初のファンクラブ「TACHI Members」がスタートする予定。50年間にわたって俳優、歌手として活動してきた舘さんが、節目の年にファンとの距離をさらに近づける新たな動きを始める。

会場では舘さん自身が選んだカリフォルニア・ロシアンリバー・ヴァレーのワインも限定350本販売されたほか、このトークディナーショーは12月にBS10で放送される予定となっている。