ぱんちゃん璃奈選手 赤髪でムエタイの聖地へ―ラジャダムナン初参戦へ向け万全アピール 8.1『RWS』で新たな挑戦
【©️RWS】
キックボクサーのぱんちゃん璃奈選手(フリー)が、再び格闘技界の話題の中心となっている。8月1日にタイ・バンコクのラジャダムナンスタジアムで開催される『RWS(Rajadamnern World Series)』への参戦が正式発表された。
近年のぱんちゃん璃奈選手は、リング上での活躍はもちろん、SNSやメディアでの発信力でも存在感を発揮。試合が決まるたびに大きな反響を呼び、女子格闘技の魅力を広く伝える存在として高い注目を集め続けている。そのスター性と発信力は、競技の認知度向上にも大きく貢献していると言えるだろう。
今回 挑むラジャダムナンスタジアムは、世界中のファイターが憧れる”ムエタイの聖地”として知られる名門会場。そのリングで開催される『RWS』は、近年世界的な人気を集めるムエタイイベントであり、ぱんちゃん璃奈選手にとってもキャリアの新たな挑戦となる。
対戦相手は、Siam Real Combat女子ミニフライ級王者のノンギフ(タイ)。
本格的なムエタイルールへの挑戦となるだけに簡単な試合ではないが、
それだけに今回の一戦が持つ意味は大きい。
ぱんちゃん璃奈選手は昨年12月、『KNOCK OUT』の-48.0kg契約REDルール(肘あり)に挑戦したものの判定負けを喫している。
しかし、その敗戦を糧にトレーニングを積み重ね、
約8カ月ぶりとなる復帰戦をムエタイ最高峰の舞台で迎える決断を下した。
自身のSNSでは、
「試合まで5日なので今日はフェイントと技の確認で軽めにうごきました。今月に試合は決まったけど、2月から一緒に作ってきてもらったので…楽しみ」と投稿。
急きょ決定した試合でありながら、実際には約半年にわたり準備を重ねてきたことを明かし、充実したコンディションでリングへ向かうことをうかがわせた。
公開された動画では、赤髪姿のぱんちゃん璃奈選手が鋭いミドルキックや精度の高いカーフキック、重厚なローキック、伸びのある右ストレートをテンポ良くミットへ打ち込み、軽めの調整とは思えないほどのスピードと切れ味を披露。順調な仕上がりを印象づける内容となっている。
女子格闘技界において、競技力だけでなく発信力やエンターテインメント性を兼ね備えたファイターは決して多くない。その中でぱんちゃん璃奈選手は、試合のたびに大きな話題を生み出し、新たなファン層を格闘技へ引き込む存在として確かな価値を示してきた。
近年は、RISEの団体が、RWSと交流戦を頻繁に開催していることで
日本での知名度は抜群。
その背景がある中で、彼女の試合がキャスティングされた点を考えると、
女子選手としての価値は非常に高いといえる。
ムエタイの聖地・ラジャダムナンで迎える今回の一戦は、ぱんちゃん璃奈選手にとって新章の幕開けとなる可能性を秘めた重要な試合だ。話題性だけでなく、その実力でも世界にインパクトを残すことができるのか。日本女子キック界を代表するファイターの挑戦に、大きな期待が寄せられている。
【文:高須基一朗】

