「ルパン三世」初代・峰不二子役で親しまれた二階堂有希子さん死去 享年87歳 穏やかな最期を家族が報告

2026.7.18

 

アニメ『ルパン三世』で初代・峰不二子役を務め、多くのファンに愛された声優・俳優の二階堂有希子さんが7月3日に老衰のため死去していたことが17日、明らかになった。享年87。次男で八ヶ岳倶楽部代表の柳生宗助さんが、八ヶ岳倶楽部の公式SNSを通じて公表した。


 

発表によると、葬儀は7日に家族葬として執り行われ、

「お別れの会」を開催する予定はないという。

柳生さんは、「八ヶ岳倶楽部の初代社長であり、女優・声優として活動し、私の母でもある柳生加津子(芸名・二階堂有希子)が、7月3日に永眠いたしました。享年87。老衰による穏やかな旅立ちでした」と報告。長年支え続けた介護施設のスタッフに深い感謝を伝えるとともに、「母の天真爛漫な人柄と、美しいものを愛する感性は、今も八ヶ岳倶楽部のあちらこちらに息づいています」と、その人柄をしのんだ。

さらに、「大切な人を見送ることはもちろん寂しいことですが、今頃は父・柳生博と兄・柳生真吾に再会し、これからは三人で八ヶ岳倶楽部を温かく見守ってくれているのではないかと思っています」と、家族への思いもつづっている。

二階堂さんは高校卒業後、劇団俳優座に入所し、俳優として芸能活動をスタート。その後は声優としても活躍の場を広げ、1971年放送のテレビアニメ『ルパン三世』第1シリーズで初代・峰不二子役を担当。妖艶さと知性を兼ね備えたキャラクターを演じ、多くの視聴者の記憶に残る名演を披露した。

そのほかにも『母をたずねて三千里』や『野球狂の詩』など数々の人気作品に出演し、日本のアニメ黎明期を支えた声優の一人として存在感を示した。

 

私生活では1964年に俳優の柳生博さんと結婚。

1989年には山梨県北杜市へ移住し、柳生さんが開設した「八ヶ岳倶楽部」の初代社長として経営にも携わるなど、新たな人生を歩んだ。

2018年にはテレビ番組を通じ、2013年から認知症を患っていたことが公表されていたが、家族や介護施設の支えを受けながら穏やかな晩年を過ごしたという。