大谷翔平選手 豪快19号逆転弾 メジャー通算300号まであと1本 歴史的節目へ加速

2026.7.7

ドジャースの大谷翔平選手が、また一つ歴史への扉を開いた。

日本時間7日に行われたロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場すると、3回の第2打席で6試合ぶりとなる今季19号本塁打を放ち、チームを逆転へ導く値千金の一発をマーク。現地5日に32歳の誕生日を迎えた大谷選手にとって節目の”32歳初アーチ”となり、本拠地ドジャー・スタジアムは大歓声に包まれた。相性の良い左腕カイル・フリーランド選手から放った豪快な一撃で、メジャー通算300本塁打まであと1本、日米通算350本塁打まであと3本と歴史的な節目にも王手。投打二刀流として復帰を目指すシーズンの中で、後半戦へ向けて完全復調を印象づける象徴的な一発となった。


 

本拠地ドジャー・スタジアムで行われたロッキーズ戦で、

大谷選手は「1番・DH」として先発出場。

初回の第1打席では、初球から積極的にスイングし、鋭い打球をセンターへ放ったものの、惜しくも中堅ライナーに倒れた。

しかし、3回の第2打席では、その積極性が最高の結果につながる。フリーランド選手が投じた甘く入ったボールを逃さず完璧に捉えると、打球は高々と舞い上がり、右翼スタンドへ一直線。打った瞬間に本塁打と分かる豪快な一撃となり、ドジャー・スタジアムは大歓声に包まれた。この一発は6試合ぶり、さらに本拠地では6月21日以来となるアーチとなり、試合の流れを一気にドジャースへ引き寄せる逆転弾となった。

現地5日に32歳の誕生日を迎えた大谷選手は、バースデーゲームで本塁打こそ生まれなかったものの、タイムリーを放ち勝利に貢献。そして今回は1日遅れで”32歳初アーチ”を記録し、自らの節目を豪快な一発で彩った。

相手先発のフリーランド選手は、大谷選手が得意とする左腕として知られる。この試合前までの対戦成績は13打数7安打、打率5割8分3厘、2本塁打と圧倒的な数字を残しており、この日も相性の良さを証明する結果となった。苦手投手が多いメジャーリーグにおいて、好相性の相手を確実に攻略する勝負強さは、大谷選手の大きな武器となっている。

今季19号は、大谷選手にとってメジャー通算299本目の本塁打となり、歴史的な300号まであと1本。さらに日本プロ野球時代を含めた日米通算では350本塁打まであと3本とし、再び大きな節目が目前に迫ってきた。

昨シーズンは自己最多となる55本塁打を放ち、54試合目で19号に到達していた。一方、今季は92試合目で19号となり昨年よりペースは落ちているものの、投手としてのリハビリと実戦復帰を並行しながら打撃でも数字を積み重ねている点は、二刀流ならではの価値と言えるだろう。

ナ・リーグの本塁打ランキングでは、フィリーズのカイル・シュワーバー選手が30本でトップを走り、大谷選手とは11本差となっている。それでもシーズンはまだ後半戦を残しており、大谷選手は例年、夏場以降に本塁打を量産する傾向があるだけに、ここから再びタイトル争いへ加わる可能性は十分にある。