ベルギーがアメリカを4-1撃破で8強進出 デ・ケーテラーレ2発躍動 共催3カ国は全て姿消す
FIFAワールドカップ2026北中米大会は7日、決勝トーナメント2回戦が行われ、ベルギー代表が開催国アメリカ代表を4-1で下し、2大会ぶりとなるベスト8進出を決めた。シャルル・デ・ケーテラーレが2ゴールの活躍を見せたほか、GKのミスを逃さない勝負強さも光り、優勝候補の一角として存在感を示した。一方のアメリカは16強で大会を去り、カナダ、メキシコに続いて敗退。今大会を共催した3カ国は、すべて決勝トーナメント2回戦までに姿を消す結果となった。
試合前から大きな注目を集めたのは、アメリカ代表FWフォラリン・バログンの起用だった。1回戦のボスニア・ヘルツェゴビナ戦で退場処分を受けながらも、FIFAが出場停止処分の適用を猶予したことで先発出場が実現。判定を巡っては世界中から賛否の声が上がっていただけに、そのプレーにも熱い視線が注がれた。
しかし、主導権を握ったのはベルギーだった。9分、ニコラ・ラスキンの折り返しをデ・ケーテラーレが押し込み幸先よく先制。その後、ベルギーはMFアマドゥ・オナナが負傷交代するアクシデントに見舞われる。
アメリカは31分、マリク・ティルマンが直接FKを放つと、壁に当たってコースが変わる幸運な形で同点に追いつく。開催国の反撃ムードが高まったが、その勢いは長く続かなかった。
ベルギーはわずか2分後の33分、レアンドロ・トロサールの正確なクロスに再びデ・ケーテラーレが頭で合わせ、勝ち越しに成功。エースの決定力で試合の流れを引き戻した。
後半にはベルギーが試合を決定づける。57分、アメリカGKマット・フリースがペナルティーエリア外でのボール処理を誤ると、デ・ケーテラーレが素早くプレッシャーをかけてボールを奪取。こぼれ球を拾ったハンス・ファナーケンが無人のゴールへ冷静に流し込み、3-1とリードを広げた。
終盤はアメリカが前掛かりとなって反撃を試みたものの、81分にはバログンのシュートを世界屈指の守護神ティボー・クルトワが好セーブ。さらにアディショナルタイムには、敵陣でのボール奪取からロメル・ルカクがダメ押しゴールを決め、勝負に終止符を打った。
4-1の快勝を収めたベルギーは、攻守両面で高い完成度を披露。デ・ケーテラーレの2得点に加え、クルトワの安定したセービング、ルカクの勝負強さなどタレント陣が持ち味を発揮し、優勝戦線へ向けて弾みをつけた。

