34歳ネイマールがブラジル代表に別れ「ここで始まり、ここで終わりだ」涙の引退表明…黄金時代に幕

2026.7.6

ブラジルサッカーの一時代が終わりを迎えた。

北中米ワールドカップでブラジル代表がノルウェーに敗れ16強敗退を喫した直後、34歳のエース、ネイマールが代表からの引退を表明。自身が代表デビューを飾った思い出の地で、「ここで始まり、ここで終わりだ」と語り、16年にわたり背負い続けたセレソンのユニフォームに別れを告げた。


 

サッカー北中米ワールドカップ決勝トーナメント2回戦で、FIFAランキング6位のブラジルは同31位のノルウェーに1―2で敗戦。優勝候補の一角と目されながら、まさかのベスト16敗退という厳しい結果に終わった。

試合後、ブラジルメディア「グローボ」に対し、ネイマールは代表引退を正式に表明。「僕は全力を尽くした。ここで始まり、ここで終わりだ」と静かに語り、自身の代表キャリアに終止符を打つ決断を明かした。

この言葉には特別な意味がある。2010年8月、18歳だったネイマールはアメリカとの親善試合でブラジル代表デビューを果たした。その記念すべき第一歩を踏み出した場所で、16年後に代表生活の幕を閉じることになった。

この日のネイマールは後半22分から途中出場。チームが0―2と追うアディショナルタイムにPKを沈め、自身4大会連続となるワールドカップゴールを記録した。しかし、反撃はそこまで。試合終了のホイッスルと同時にピッチへ座り込み、大粒の涙を流した姿は、多くのサッカーファンの胸を打った。

ネイマールはブラジル代表として通算130試合に出場し、80得点を記録。

2014年ブラジル大会から4大会連続でワールドカップに出場し、長年にわたりブラジル攻撃陣の象徴として活躍してきた。一方で、母国開催の2014年大会での負傷離脱や、度重なる故障、タイトルへの届かなかった悔しさなど、栄光と苦難の経験を背負い続けた選手キャリアだった。