山本由伸選手が圧巻の投球を見せた。ドジャース打線の援護には恵まれなかったものの、首位攻防戦のマウンドでエースとしての存在感を存分に示した。
2026.5.19
【©️Los Angeles Dodgers 】
ドジャースの山本由伸選手が、パドレスとの重要な3連戦初戦に先発登板。今季最多となる107球を投げ、7回3安打1失点、8奪三振の快投を披露した。しかし、打線が最後まで沈黙し、4勝目は次回登板へ持ち越しとなった。
試合はいきなり動いた。初回、1死走者なしからアンドゥハー選手に甘く入ったスプリットを捉えられ、左翼スタンドへ先制ソロを献上。だが、この1球以外に大きな隙は見せなかった。
2回以降の山本選手は別人のような安定感を発揮。
低めに集まる直球と鋭く落ちるスプリットを武器に、パドレス打線へ的を絞らせない投球を続けた。4番マチャド選手からは連続三振を奪うなど、相手主軸を完全に封じ込め、得点圏すら踏ませない力強い内容だった。
中盤以降はテンポの良さも際立った。走者を背負っても冷静さを失わず、要所では空振り三振で流れを断ち切る投球。7回を投げ切った時点で球数は今季最多の107球に到達していたが、最後まで球威は衰えなかった。
7回終了後、ベンチへ戻った山本選手をナインが笑顔で出迎え、力投を称える場面も。白星こそ付かなかったものの、首位争いの大一番で見せた堂々たるピッチングは、エースとしての価値を改めて証明した。

