NBA シェイ・ギルジャス=アレクサンダーが2年連続MVP受賞「まだ実感がない」 サンダーを頂点へ導く絶対的エース
【©️Oklahoma City Thunder 】
SGAの愛称で親しまれているシェイ・ギルジャス=アレクサンダー(以下、シェイ)が、再びリーグ最高の栄誉に輝いた。現地5月17日、NBAは2025-26シーズンのレギュラーシーズンMVPを発表し、オクラホマシティ・サンダーの絶対的エースのシェイが2年連続2度目の受賞を果たした。
最終候補にヨキッチにヴィクター・ウェンバイヤマらが名を連ねていたが、リーグ屈指の安定感と勝負強さが高く評価され83票を獲得して圧倒的な差だった。
受賞後、シェイは「去年の初受賞の時と同じで、まだ理解が追いついていない。自分がMVPになれるなんて想像もしていなかった」と率直な思いを語った。
さらに、「努力を続け、素晴らしい仲間に恵まれれば、どんなことでも成し遂げられると証明できたと思う」と、チームメートへの感謝も口にしている。
今シーズンのサンダーは64勝を挙げ、昨季に続いてリーグ最多勝利を記録。
若手主体のチームながら高い完成度を誇り、優勝候補としてシーズンを駆け抜けた。その中心にいたのが、68試合で平均31.1得点、4.3リバウンド、6.6アシストをマークしたシェイだった。
昨季の平均32.7得点から数字こそわずかに下がったものの、プレー内容はさらに進化。フィールドゴール成功率55.3%、3ポイントシュート成功率38.6%を記録し、より効率的なスコアラーへと成長を遂げた。
特に際立ったのは、得点だけに頼らないゲームメーク能力だ。鋭いドライブを囮にディフェンスを崩し、味方へ絶妙なパスを供給。自ら得点を奪うだけでなく、チーム全体を機能させる司令塔としても存在感を放った。
さらに、終盤のクラッチタイムで見せる圧倒的な勝負強さも健在。接戦で次々とビッグショットを沈め、『クラッチ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー』受賞にふさわしい活躍を披露した。
サンダー最大の強みは、シェイを中心に据えながらも“全員で勝つ”カルチャーを築いている点にある。若い選手たちが積極的に躍動できる環境を整え、それぞれの成長を促しながら勝利を積み重ねてきた。
シェイも「僕は、自分の隣にいる選手が成功する姿を見たいだけ」と語る。
「NBAで勝ち抜くには全員の力が必要になる。毎試合ではないかもしれないけど、必ず誰かの力が必要になる瞬間が来る。だからこそ、チームメートから最高の力を引き出したい」
個人タイトルを手にしても、その視線はすでに次の戦いへ向いている。
サンダーは今日からスパーズとのカンファレンスファイナルに突入。
このシリーズを突破すれば、キャバリアーズ対ニックスの勝者と
NBAファイナルで激突する。
悲願のNBA連覇まで残り8勝。

