RIZINメインイベント 「怪物」の右が王座を奪った!グスタボがノジモフを128秒KO 涙の戴冠劇で新ライト級王者に

2026.5.10

【©️RIZIN】

5月10日、兵庫・GLION ARENA KOBEで開催された『RIZIN.53』で、RIZINライト級タイトルマッチが行われ、挑戦者のルイス・グスタボ選手(ブラジル)が王者イルホム・ノジモフ選手(ウズベキスタン)を1ラウンド2分08秒KOで撃破。ついに悲願のベルトを腰に巻いた。“最も危険なストライカー対決”とも評された一戦は、わずか128秒で決着した。


 

試合序盤、リーチで勝るノジモフ選手がプレッシャーをかけ、後ろ廻し蹴りや前蹴りを織り交ぜながら主導権を握りにかかる。対するグスタボ選手は静かに距離を測りながらサークリング。被弾を避けつつ、機をうかがっていた。

そして迎えた1ラウンド中盤だった。

前へ出たグスタボ選手が、低い重心からゆっくりと距離を詰める。

次の瞬間、キレのあるコンパクトな右フックが炸裂。

ノジモフ選手は膝から崩れ落ち、追撃のパウンドが入ったところでレフェリーが試合を止めた。

ノジモフ選手は、フェザー級時代から“新世代の怪物”として注目を集めてきた存在だ。2025年大晦日には、ホベルト・サトシ・ソウザ選手からわずか13秒でライト級王座を奪取。打撃センスと爆発力で一気に頂点へ駆け上がった。

しかし、その王者を上回る破壊力を見せつけたのがグスタボ選手だった。

2018年のRIZIN初参戦以降、矢地祐介選手、大原樹理選手、武田光司選手らを撃破し、“RIZINライト級最恐ストライカー”の異名を築いてきたグスタボ選手。だが、タイトル挑戦失敗や連敗も経験し、頂点には届かなかった。

それだけに、試合後に見せた涙には、積み重ねてきたキャリアの重みがにじんでいた。

新王者となったグスタボ選手は、ベルトを腰に巻きながら涙を浮かべて、

「言葉にできないぐらい幸せです」と胸中を吐露。

「今日は母の日なので、この勝利を母に捧げたい」と語った。

さらに、「『日本で絶対チャンピオンになる』と言い続けてきて、それが実現した。本当に幸せです」と、日本のファンへの感謝も述べた。

激戦区RIZINライト級は、再び勢力図が塗り替えられた。