RIZIN大会直前フェイス・オフで平本蓮選手が“奇襲キック”で皇治選手を挑発 公開計量で一触即発 会場騒然「UFC再現か」の声も
5月10日に兵庫・GLION ARENA KOBEで開催される「RIZIN.53」の前日公開計量が9日、神戸市内で行われ、セミファイナルで対戦する平本蓮選手と皇治選手が早くも激しく火花を散らした。フェイスオフ直後に飛び出した“まさかの一撃”に、会場は騒然。SNS上でも「UFCのあの場面を思い出した」「完全にヒールを演じている」と大きな話題を呼んでいる。
今回の一戦は、「RIZINスタンディングバウト特別ルール」による無差別級マッチとして実施。普段は軽量級を主戦場とする皇治選手は68.60キロで計量をクリアし、対する平本選手は79.85キロでパス。両者の体重差は11.25キロとなった。
ステージ上で向き合った両者は、体格差を感じさせながらも、フェイスオフでは冷静に視線をぶつけ合った。先にマイクを握った皇治選手は「明日はこの白豚しばき回します」と強気に挑発。一方の平本選手も「明日は俺が一番盛り上げます。楽しみにしていてください」と応じ、会場の期待感を高めた。
しかし、場内の空気が一変したのはフェイスオフ終了直後だった。
距離を取ろうとした瞬間、平本選手が背後から皇治選手に向けて突然キックを放つ“奇襲行為”を見せたのだ。不意を突かれた皇治選手は倒れ込み、
一瞬驚いた表情を浮かべたものの、すぐさま怒りをあらわに。
再びマイクを握ると、「これは絶対ステロイドしてる。お前なかなかエグかったで。こういうせこいことしかできへんねん。この薬の子は」と強烈な言葉で応酬し、会場は一気に騒然となった。
この一部始終はABEMAなどで生配信され、SNSでも瞬く間に拡散。
海外格闘技ファンの間では、UFCで話題となったハムザト・チマエフのフェイスオフ時の振る舞いを連想する声も上がっており、
「完全に意識しているのでは」「平本選手らしい演出」といった反応が相次いだ。
平本選手は近年、リング内外で強烈な存在感を放ち、“ヒール役”としても格闘技界で独自のポジションを確立しつつある。今回の挑発劇も、試合への注目度を一気に引き上げる結果となった。
公開計量から一触即発ムードとなった両者。
試合本番では、積み重なった怒りの感情がリング上で激突することになるだろう。
【文:高須基一朗】

