35歳で新入生として決意―ボクシング4階級 世界王者カネロが努力で掴む新たな挑戦 学業と未来へ踏み出す一歩
2026.4.8
ボクシング界の頂点に君臨し続ける4階級制覇王者、サウル・カネロ・アルバレス(35=メキシコ)が、新たなリングへと足を踏み入れた。舞台は教室・・・。米・サンディエゴの大学に入学し、学生生活をスタートさせたのだ。
現地時間6日に自身のSNSに投稿されたのは、キャンパスでの“初登校”の一枚。
「始めるのに遅すぎることはない。学校の初日だよ」と添えられたその言葉は、年齢という壁を軽々と越える強い意志を物語っていた。
■15歳で夢を背負い、35歳で学び直す覚悟
メキシコ・グアダラハラ出身のカネロは 家族を支えるため15歳でプロの世界へ。
学業を断念し、過酷なボクシングで稼ぐという道を選んだ。
それから20年が経過して、世界王者として名声と成功を手にした今、
再び“学び”に向き合う決断を下した。
成功者となった今でもなお、現状に満足せず、新たな知識を求める姿勢。
その根底にあるのは、「努力で未来は切り拓ける」という揺るぎない信念だ。
キャンパスでの写真には、「将来はビジネスマンになりたい」と記されたボードを手にする姿も収められていた。すでに複数の事業を展開するカネロだが、さらなる成長を見据え、学歴という武器を手にするために自ら学び直す道を選んだのである。
■リング外でも続く“挑戦” 学業との二刀流へ
現在カネロは、試合後の肘の手術からの回復期間にある。
その時間をただの休養に充てるのではなく、“自己投資”として学業に充てた点も特筆すべきだ。
ボクシングの復帰は9月を予定。
同月にはサウジアラビア・リヤドでの試合も視野に入る中、学業と競技を両立する“二刀流”への挑戦が始まっている。
トップアスリートとしての厳しい日々に加え、学生としての課題や学びをこなす―その姿は、多くの人にとって勇気と刺激を与えるものとなるだろう。


