久保優太選手が“怪物”シェイドゥラエフを攻略に確信 大晦日の朝倉未来戦の分析で見えた勝機「相手も人間」

2026.4.3

格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 13 in FUKUOKA」(4月12日、マリンメッセ福岡)で行われるフェザー級タイトルマッチで、王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフに挑戦する久保優太選手が、リマッチに向けて“怪物”攻略への手応えを口にした。

約1年4か月ぶりの再戦を前に、「攻略できる」と静かに自信をのぞかせた。


 

都内で行われた合同公開練習では、力強いミット打ちと鋭いローキックを披露。

蹴りの威力でパートナーがマット外まで弾き飛ばされる場面もあり、

仕上がりの良さを印象付けた。

2024年大みそかの初対戦では、王者に全局面で圧倒された。

激しいパウンドを浴び、鼻骨骨折や脳震盪の症状など大きなダメージを負っての完敗。

それでも久保選手はその敗戦を徹底的に分析し、

今回のリマッチに向けてすべてを作り直してきたという。

「パンチや蹴りは前回より2割は上がった。前回のようにはならないと信じてやってきた」

言葉には、単なる強気ではない確かな手応えがにじむ。

攻略のヒントになったのは、王者が防衛戦で対戦した朝倉未来選手との試合だった。無敗王者はこの試合でも勝利したが、久保選手は試合映像を分析する中で“隙ではない隙”を見つけたという。

「穴というほどじゃないけど、やっぱり攻略できるなというのは確信に変わった」

久保選手らいし、言い回しで表現し、分析力ばいまだ健在である点を強調している。

 

MMA戦績18戦無敗、しかもすべてフィニッシュ勝利。

絶対的な強さを誇る王者シェイドゥラエフだが、相手も人間。

圧倒的な破壊力を持つ一方で、無敗だからこそ生まれる見えない死角やリスクがあると分析している。

そのポイントを突けるかどうかが勝負の分かれ目になる。

すべてのリスクを理解したうえで、それでも前に出る覚悟は決まっている。

「死んでもいいと言ったら悪いですけど、それぐらいの覚悟でリングに上がる。最後の1分1秒まであきらめずに勝ちに行く」

久保選手は自身のYouTubeなど動画配信でも、敗れても心は折れていないこと、必ずやり返すという強いメンタルを武器にしていると語っている。K-1時代からRIZINに主戦場を移した現在まで、そのファイトスタイルは一貫している。逃げの姿勢を見せることなく、常に勝機を見いだすために前に出続ける挑戦者の戦い方―それが久保優太選手の真骨頂だ。