日本格闘技界の新章「ONE SAMURAI」 有明アリーナで世界戦を含む豪華カード追加発表
アジア最大級の格闘技団体が、日本市場に本格的に再び照準を合わせた。2026年4月29日、東京・有明アリーナで開催される「ONE SAMURAI 1」。その追加対戦カードが発表され、日本格闘技界の新たなシリーズとして大きな注目を集めている。
今回発表されたカードには世界タイトルマッチをはじめ、日本のトップファイター同士の対戦、国際戦が並び、大会の方向性を象徴するラインナップとなった。
▪️世界タイトル戦を軸に日本人トップファイターが集結
今回 追加された主な対戦カードは以下の3カードの通り。
フェザー級キックボクシング
和島大海 vs ブラボ
フライ級ムエタイ
士門 vs ジョハン
アトム級キックボクシング
黒田斗真 vs 田丸辰
世界タイトル戦に加え、日本の軽量級トップクラスが揃うカード構成となっており、「ONE SAMURAI」が単なる海外団体の日本大会ではなく、日本格闘技界の新たな舞台として位置づけられていることが見て取れる。
▪️「必ず勝つ」和島大海、海外選手迎撃へ
フェザー級キックボクシングで海外選手ブラボと対戦する和島大海は、すでに対戦相手の試合をチェックしているという。
ブラボはONEでKO勝利を収め本契約を勝ち取った実力者。パンチ力の強さが武器のファイターだが、和島は「いい選手だとは思うが、絶対に僕が勝つ」と力強く言い切った。
日本人キックボクサーが世界団体の舞台で存在感を示せるか、その試金石となる試合になりそうだ。
▪️士門「第一回大会の名に恥じない試合を」
フライ級ムエタイに出場する士門は、対戦相手ジョハンについて「マレーシアで人気があり、気持ちの強い選手」と分析。そのうえで、「ONEサムライ第一回大会の名前に恥じぬよう、面白い試合をして盛り上げて勝つ」と大会の旗揚げ興行を意識したコメントを残した。
新シリーズのスタート大会という意味でも、各選手にかかる期待は大きい。
▪️黒田斗真 vs 田丸辰、軽量級日本トップ対決の意味
今回のカードの中でも、日本のキックボクシングファンの注目を集めているのが黒田斗真と田丸辰の一戦だ。
黒田は田丸について「昔から知っている選手で、テクニックがあり、目がいい選手。国内トップの選手だと思う」と評価。その上で「今回は挑戦するつもりで戦いたい」と語った。
一方の田丸は「簡単な相手ではないが、しっかり差をつけて勝つ」とコメント。さらに「武尊、優貴と同じ大会に出場できるのがうれしい。まずは自分が勝ってつなげる」と、大会全体を意識した発言をしている。
この試合は、日本軽量級キックボクシングの世代と勢力図を占う一戦とも言えそう
だ。
▪️「ONE SAMURAI」とは何か!? 日本市場再戦略
2026年からスタートする「ONE SAMURAI」は、日本開催の新シリーズとして立ち上げられる。日本のスター選手と世界のトップアスリートが対戦し、MMA、ムエタイ、キックボクシング、グラップリングなど複数競技を同一大会で行う、ONE Championshipの特徴を前面に出したシリーズとなる。
かつて日本の格闘技は世界の中心にあった。しかし現在、主戦場は海外団体へと移り、日本は再び「世界と戦う舞台」へと変わりつつある。
「ONE SAMURAI」は、その流れの中で、日本格闘技界に新しい軸を作る大会になる可能性を秘めている。
▪️ONE SAMURAI 1 2026年4月2日の段階で確定・発表している対戦カード
開催日:2026年4月29日 有明アリーナ
【タイトルマッチ】
ロッタン・ジットムアンノン vs 武尊
(ONEフライ級キックボクシング暫定世界王座戦)
ジョナサン・ハガティー vs 与座優貴
(ONEバンタム級キックボクシング世界王座戦)
若松佑弥 vs アバズベク・ホルミルザエフ
(ONEフライ級MMA世界王座戦)
吉成名高 vs ソンチャイノーイ
(ONEアトム級ムエタイ世界王座戦)
【キックボクシング / MMA】
マラット・グレゴリアン vs 海人
平田樹 vs リトゥ・フォガット
三浦彩佳 vs 澤田千優
山北渓人 vs 黒澤亮平
岩田彪 vs 内藤大樹
吉成士門 vs ヨハン・ガザリ
和島大海 vs リカルド・ブラボ
黒田斗真 vs 田丸辰




