“新王”ドンチッチがレイカーズを牽引 44得点の支配力、レブロン不在の夜を完全に掌握

2026.3.7

【©️Los Angeles Lakers 】

ロサンゼルス・レイカーズにとって、この夜の主役は疑いようがなかった。
コートの中心で試合を支配したのは、やはりルカ・ドンチッチだった。

現地3月6日(日本時間7日)、レイカーズは本拠地クリプトドットコム・アリーナでインディアナ・ペイサーズと対戦。エースのレブロン・ジェームズが肘の不調で欠場するなか、ドンチッチは圧倒的な個の力でゲームを支配し、44得点・9リバウンド・5アシスト・3スティール・2ブロックという圧巻のスタッツを叩き出した。
レイカーズは128―117で快勝。チームを勝利へ導いたのは、まさに“ドンチッチ劇場”だった。


 

▪️試合開始から主導権を握るドンチッチ

試合の流れを決定づけたのは第1クォーターだった。

開始直後、先制を許したレイカーズだったが、すぐさま反撃。八村塁がコーナーから3ポイントを沈めると、ドンチッチもすぐに長距離砲で応酬する。

だが、そこから試合を自分のリズムへ引き込んだのはドンチッチだった。

巧みなドリブルからのステップバック、強引なドライブ、そして外角シュート。
残り4分からは8連続得点を含む13得点を一気に叩き込み、わずか数分で試合の空気を塗り替える。

レイカーズは35―27と主導権を握って最初の12分を終えた。

 

▪️前半だけで29得点 完全に試合を掌握

第2クォーターに入っても、レイカーズのオフェンスの中心はドンチッチだった。

ペイサーズが追い上げる場面でも、彼の存在感は揺るがない。プルアップジャンパー、鋭いドライブ、冷静なゲームメイク。
気づけば前半だけで29得点。

まさに“止められないエース”だった。

チームも流れを掴み、64―51と13点リードで前半を終える。

 

▪️後半も止まらないエース

後半に入ってもドンチッチの勢いは衰えない。

第3クォーターでは、代名詞とも言えるステップバック3ポイントやプルアップジャンパーを次々に沈める。守備ではスティールやブロックも見せ、攻守両面で存在感を発揮。

試合は完全にレイカーズのペースとなり、99―80と大差で第4クォーターへ突入する。

最終クォーターではドンチッチはベンチに下がったまま。
それでもリードは揺るがず、レイカーズは128―117で勝利を収めた。

 

▪️八村塁選手も堅実な働き

この日、レブロンの欠場により先発に名を連ねた八村も安定したプレーを披露した。

23分11秒の出場で
13得点、3リバウンド、1アシスト。

フィールドゴール成功率62.5%、3ポイント成功率66.7%と高い効率を記録し、ドンチッチを中心としたオフェンスを支えた。

レイカーズはこれで38勝25敗とし、ウエスタン・カンファレンス6位をキープ。

長年チームを支えてきたレブロンが不在の夜でも、チームは揺るがなかった。
それは、ドンチッチという“新たな支配者”がコートに立っていたからだ。

44得点という数字以上に、試合の流れそのものを操った一夜。

この日、クリプトドットコム・アリーナで証明されたのは、
レイカーズの攻撃は今やドンチッチを中心に回っているという事実だった。