千賀滉大が「勝利の9回」を完全支配 3試合連続セーブでメッツをスイープへ導く

2026.8.17

【©️New York Mets 】

メッツの千賀滉大投手が、チームにとって重要な終盤戦で存在感を一段と高めている。

16日(日本時間17日)、本拠地ニューヨークで行われたナショナルズ戦。

メッツが4-3と1点リードして迎えた9回、

最後のマウンドを託された千賀投手は、

わずか3人で相手打線を退けた。


 

先頭のビバスを初球で一ゴロに仕留めると、1死から代打のテナ、続くフォードを連続三振。いずれも千賀投手の代名詞ともいえる「お化けフォーク」で空振りを奪い、わずか1イニングで試合を締めくくった。

無安打無失点。走者を一人も許さない完璧な投球で、今季のセーブ数をまた一つ積み上げた。

これで千賀投手は、登板した3試合連続でセーブを記録。しかも、その3試合はいずれもチームの勝利に直結している。メッツにとって、競った試合の最後を安心して託せる存在が、着実に形になりつつある。

転機となったのは、守護神ウィリアムズ投手の離脱だった。右肩の張りで10日(同11日)に負傷者リスト入りすると、その直後のブレーブス戦で千賀投手が9回に起用された。

メジャー移籍4年目にして初セーブを記録すると、14日(同15日)のナショナルズ戦でも9回を担当。そしてこの日も1点差の場面でマウンドに立ち、最後までリードを守り抜いた。

先発として培ってきた経験に加え、終盤の短いイニングで力を集中させる投球でも結果を残していることは、チームにとって大きな収穫となっている。

試合後、グリーン監督代行は千賀投手について「素晴らしい仕事をしている。今のところ彼は我々が望むことを全てやってくれている」と評価。新たに与えられた役割を、短期間で確かなものにしている右腕への信頼を口にした。

この日の勝利でメッツはナショナルズとの3連戦をすべて制し、スイープを完成させた。終盤戦で一つのアウト、一つの勝利が大きな意味を持つなか、千賀投手は新たな役割を与えられるたびに結果で応えている。

先発で培った投球術と、勝負どころで相手打者をねじ伏せる決め球。その両方を備える千賀投手が、メッツのシーズン終盤でどこまで存在感を高めていくのか。チームの勝利を締めくくる9回が、千賀投手の新たな舞台になりつつある。