格闘技キャリア無敗の鶴屋怜選手が初のランキング戦に挑む!

2025.2.18

格闘技キャリア無敗の鶴屋怜選手が初のランキング戦に挑む!

強敵ジョシュア・ヴァンとUFC 313で激突

2025年3月8日(日本時間9日)、米国ラスベガスのTモバイルアリーナで開催される

『UFC 313: Pereira vs. Ankalaev』にて、

日本の新星・鶴屋怜(THE BLACKBELT JAPAN)が

フライ級ランキング15位のジョシュア・ヴァンと対戦することが決定した。

 

▪️若き実力者同士の対決

現在22歳の鶴屋は、総合格闘技(MMA)戦績10勝無敗。

2023年の『ROAD TO UFC』を制し、2024年6月にUFCデビュー。

初戦ではカルロス・ヘルナンデスに判定勝ちし、確かな実力を証明している。

一方、対戦相手のヴァンは、ミャンマー出身で、

難民キャンプを経てアメリカで格闘技を学んだファイター。

戦績は12勝2敗(UFC5勝1敗)で、

KO・TKO勝利が6回と打撃に強みを持つストライカーだ。

 

▪️異例のチャンスを掴んだ鶴屋

鶴屋は当初、2月9日の『UFC 312』でスチュワート・ニコルと対戦予定だったが、

ニコルの負傷により試合がキャンセル。

その後も試合の機会を待ち、

UFC側に「代役としての出場準備がある」と伝えていた。

そんな中、3月8日にヴァンと対戦予定だった

ランキング13位のブルーノ・シウバが欠場。

これを受け、無敗の鶴屋がヴァンの対戦相手に抜擢された。

 

▪️ヴァンの強さと鶴屋の戦略

ヴァンは打撃が得意なアグレッシブなファイターで、

過去にチャールズ・ジョンソンにKO負けを喫しているものの、

直近ではエドガー・チャイレス、コディ・ダーデンに判定勝ち。

特にダーデン戦では、テイクダウンを防ぎながら

強烈な打撃で試合を支配するなど、成長を見せている。

鶴屋にとって、この試合の鍵は、

いかにヴァンの距離で戦わず、自分の土俵であるグラウンドに持ち込むか。

ヴァンのパワフルな打撃を避けつつ、

組み技で主導権を握ることが勝利のカギとなる。

 

▪️打撃の強化で更なる進化へ

今回、鶴屋は元K-1選手の才賀紀左衛門と打撃トレーニングを積んでおり、

スタンドでの戦いにも磨きをかけている。

「殴り合いも恐れない」と語る鶴屋が、

ヴァンとの激しい攻防の中で、

自身の持ち味であるグラウンドスキルへとつなげられるか注目だ。

「来年までにベルトを獲ります!」と意気込む鶴屋。

今回の試合で勝利すれば、UFCフライ級ランキング入りは確実になる。