張本智和選手&美和選手が兄妹そろって頂点! WTTチャンピオンズ横浜で史上初の快挙 2人で約1264万円の優勝賞金

2026.8.10

 

【©️WTT】
卓球界に新たな歴史が刻まれた。
「WTTチャンピオンズ横浜」は9日、横浜BUNTAIで大会最終日を迎え、男女シングルスの決勝が行われた。男子では張本智和選手(トヨタ自動車)、女子では張本美和選手(木下グループ)がそれぞれ頂点に立ち、日本開催の大舞台で兄妹そろって優勝する快挙を達成した。

チャンピオンズ以上の格付けでは、兄妹が同じ大会でそろって優勝するのは史上初。世界トップクラスで活躍する張本兄妹が、地元・日本のファンの前で大きな記録を打ち立てた。


 

▪️兄・張本智和選手は大会2連覇

男子シングルス決勝では、世界ランキング5位の張本智和選手が、同31位の呉晙誠選手(韓国)と対戦した。

昨年大会の覇者として決勝に臨んだ張本智和選手は、序盤から安定した試合運びを披露。相手の攻撃に対応しながら着実にポイントを重ね、4―1で快勝した。

2年連続となる優勝を決めると、張本智和選手はコート上でスウィングパフォーマンスを披露。大きな歓声に包まれる中、連覇達成の喜びを表現した。

日本を代表するエースが、地元開催の大舞台で見事に頂点を守った。

 

▪️張本美和選手も日本開催で初の栄冠

女子シングルス決勝では、世界ランキング3位で第1シードの張本美和選手が、世界ランキング5位で昨年大会の覇者でもある陳幸同選手(中国)と対戦した。

強豪同士による注目の決勝となったが、張本美和選手は持ち味を発揮。接戦の中でも落ち着いたプレーを続け、4―2で陳幸同選手を下した。

張本美和選手にとっては、今年3月の重慶大会に続くWTTチャンピオンズ2勝目。さらに、日本で開催されたチャンピオンズ大会では初優勝となった。

 

▪️ジュニア時代から続く兄妹の快進撃

張本兄妹の活躍は、ジュニア時代から続いている。

2015年の全日本選手権では、張本智和選手がホープスの部(小学6年生以下)、張本美和選手がバンビの部(小学2年生以下)でそれぞれ優勝。

その後、2人は世界の舞台へ進み、現在ではともに世界ランキング上位に名を連ねるトップ選手へと成長した。

世界ツアーでは2024年6月のWTTコンテンダー・チュニスでも兄妹そろって優勝。今回のWTTチャンピオンズでは、さらに大きな舞台で同時優勝を成し遂げた。

チャンピオンズ以上の格付けで兄妹が同じ大会を制覇するのは史上初。幼少期から卓球の舞台で切磋琢磨してきた2人が、世界最高峰の舞台の一つで歴史的な記録を打ち立てた。

 

▪️2人合わせて総額1264万円の優勝賞金

WTTチャンピオンズは、世界ランキング上位32選手を中心に、WTT(国際卓球連盟の関連組織)が指名する選手らが出場するシングルスの国際大会。

WTT主催シリーズでは3番目の格付けに位置づけられ、世界のトップ選手が集結する大会となっている。

今大会の賞金総額は50万ドル(約7900万円)。男女シングルスの優勝賞金は、それぞれ4万ドル(約632万円)に設定されている。

張本智和選手と張本美和選手は、それぞれ約632万円を獲得。兄妹合わせて約1264万円の優勝賞金を手にした。