ONE SAMURAI 3= 第4試合 テキスト速報 フライ級キックボクシング 吉田晄成選手の飛び膝の攻撃が光る 圧巻の試合展開
12日に横浜BUNTAIで開催された「ONE SAMURAI 3」。第4試合のフライ級キックボクシングでは、TEAM TEPPENの吉田晄成選手が中国のジャオ・ジェンドンと対戦。互いに決定的な差を作らない緊張感のある3ラウンドを戦い抜き、判定でジャオを下した。
吉田選手にとっては、ONEで4連勝を重ねた後、7月のリュー・ジュンチャオ戦で初黒星を喫して以来の再起戦だった。対するジャオも、ONE初戦で門口佳佑選手をTKOで下すなど、3連勝中で勢いに乗っていた。試合前から日中の若手同士による注目の一戦となっていた。
▪️互いに譲らない距離感
1Rから、両者の力量が拮抗する。
吉田選手は不用意に距離を詰めることなく、ジャオとの間合いを見ながらパンチを繰り出していく。
ジャオも同じように距離を保ち、互いに攻撃を出しながらも決定打を許さない。
踏み込むタイミング、攻撃の距離ともに大きな差はなく、時折パンチが空を切る場面も見られた。
それでも両者ともに相手の動きを確認しながら攻撃を重ね、序盤から拮抗した展開となった。
▪️吉田が先に仕掛け、終了間際に飛び膝でカット
2Rに入ると、吉田選手が先に手を出していく。
ジャオは吉田選手の攻撃を受けた直後、打ち終わりを狙って反撃。互いに相手の攻撃後を意識した攻防が続く。
そしてラウンド終盤、試合を動かす一撃が飛び出した。
残り時間わずか1秒。
吉田選手の飛び膝がジャオを捉える。
この一撃でジャオは左目尻をカット。約3センチに及ぶ深い傷となり、試合の流れが大きく動いた。
ラウンド終了間際というタイミングで生まれた吉田選手の攻撃が、強烈なインパクトを残した。
▪️終盤も安定感 右ストレートを受ける場面も冷静に対応
最終3R。
ジャオも最後まで攻撃の手を緩めない。
右ストレートを吉田選手が受ける場面もあり、一瞬ヒヤリとする展開となった。
しかし、吉田選手はその後、大きく崩れることなく対応。
無理に打ち合いに持ち込むのではなく、相手との距離を見ながら攻防を続け、最後まで試合をまとめた。
▪️拮抗した3ラウンドを制し、再起戦で勝利
判定の結果、勝者は吉田晄成選手。
派手なKO決着ではなかったものの、1Rから互いの力量が近い中で、吉田選手は自ら攻撃を作り、2Rには飛び膝でジャオの左目尻をカット。
3Rには右ストレートを受ける場面もあったが、そこから崩れることなく試合を終えた。

