元アナウンサー森香澄さんが映画初主演で女優 新境地「流されるまま生きてきた30歳」を熱演
【©️Prime Video 】
元テレビ東京アナウンサーでタレントの森香澄さんが、映画初主演に挑むことが決まった。主演作「てんてん ずっと独身でいるつもり?」は10月23日からPrime Videoで独占配信。森さんが演じるのは、特別な夢や目標を持たないまま仕事や居場所を転々とし、人生の選択に迷い続ける30歳の女性だ。
作品の発表に合わせ、森さん演じる主人公の姿を捉えたメインビジュアルと場面写真も公開された。共演には若葉竜也さん、香椎由宇さんら実力派が名を連ね、世代や境遇の異なる3人が、それぞれの人生に向き合っていく姿が描かれる。
▪️森香澄が演じるのは「何者でもない」30歳
物語の主人公は、ヤマダミサキ。
特技があるわけでも、大きな夢を追いかけているわけでもない。仕事を転々とし、現在はホームヘルパーとして働きながら、目の前の日々を懸命に過ごしている。
そんなミサキの生活が、恋人の浮気や仕事上の失敗をきっかけに揺らぎ始める。
これまで周囲の流れに合わせるように生きてきたミサキは、葬儀社で働くシバや、父親の介護に直面するデザイナーのシミズと出会う。
価値観も年齢も異なる人物との交流を通して、ミサキは初めて「自分はどう生きたいのか」という問いと向き合うことになる。
大きな事件を乗り越えて人生が一変するタイプの物語ではない。
誰かに決めてもらった道を歩くのか、自分で選択するのか。仕事、恋愛、家族、介護、そして自分自身の幸せとは何なのか。
日常の延長線上にある迷いや葛藤を描く作品だからこそ、観る側が自身の人生と重ね合わせることのできる物語になっている。
▪️若葉竜也は過去を抱える葬儀社勤務の男性
若葉さんが演じるのは38歳のシバ。
葬儀社で働き、人との関わりを避けるように生きてきた男性だ。過去に抱えた心の傷から他者との距離を保っているが、姉の息子を預かることになったことで、少しずつ日常が変化していく。
ミサキとの出会いも、その変化の一つとなる。
最初から互いに人生を変えようとするわけではない。何気ない時間を重ねる中で、それぞれが抱えているものが少しずつ見えてくる。
若葉さんは本作について、箱田優子監督から届いた手紙をきっかけに出演を即決したことを明かしている。
さらに、森さんをはじめとする共演者やスタッフとの撮影を振り返りながら、作品に強い手応えを感じたことも語っている。
▪️香椎由宇が演じるのは「仕事」と「家族」の間で揺れる女性
香椎さんが演じるのは、46歳のデザイナー・シミズ。
仕事を優先しながら人生を歩んできたものの、父親が倒れたことで状況は大きく変わる。
仕事を続けるのか。それとも家族の介護と向き合うのか。
どちらか一方を簡単に選べるほど人生は単純ではない。仕事への責任と家族への思い、その間で揺れ動くシミズの姿は、30代とは異なる40代の葛藤を映し出す。
香椎さん自身も、シミズの抱える感情に強く共感したという。
「何とかなる」と勢いで走り続けてきた時期を経て、年齢を重ねることで、自分だけでは決められないことが増えていく。
そんな変化を、シミズという人物を通して丁寧に表現している。
▪️「自分にとっての幸せについて考えるきっかけに」
映画初主演となる森さんにとって、本作は新たな挑戦となる。
オファーを受けた当初は、自分に主演が務まるのかという不安もあったという。しかし脚本を読み進める中で、明確な夢や目標を持っているわけではないミサキが、自分なりの幸せを探していく姿に共感。
自身が抱えている不安も演技に生かせるのではないかと考え、出演を決意した。
若葉さんとの共演についても、撮影を重ねるにつれて自然と会話が増えていったと振り返る。
役柄の2人が少しずつ距離を縮めていく過程と、実際の撮影現場で生まれた関係性が重なったことも、作品のリアリティーにつながっているようだ。
森さんは、作品を通して観客が自分自身の毎日や生き方に思いを巡らせ、「自分にとっての幸せ」を考えるきっかけになればうれしいと語っている。
本作で描かれるのは、人生の明確な答えではない。
30歳のミサキ、38歳のシバ、46歳のシミズ。
年齢も置かれている環境も異なる3人だが、それぞれが「このままでいいのか」という迷いを抱えている。
そして、人生の選択に絶対的な正解があるとは限らない。
香椎さんも、作品について「出した答えが正解かどうかではなく、選択肢の一つ」と表現している。
誰かから見れば遠回りに思える選択でも、本人にとっては必要な時間かもしれない。
そんな人生の不確かさを、大げさに結論づけることなく描いている点も、本作の特徴となりそうだ。
▪️箱田優子監督が描く 小さな人間関係
監督を務めるのは箱田優子さん。
箱田監督は本作について、人間を河川の底にある小石になぞらえ、それぞれ異なる存在が流れの中で共存しているイメージを語っている。
一人ひとりが大きな物語の主人公でなくても、それぞれの場所で人生を生きている。
そんな視点から、ミサキ、シバ、シミズの日常が描かれる。
一方で、森さん演じるミサキについては、ピンクのクロックスを履き、ドン・キホーテの自転車を走らせる姿など、森さんがこれまで見せてきたイメージとは異なるキャラクターになることも監督が明かしている。
華やかなタレントとして知られる森さんが、どこか不器用で、流されながら生きてきた女性をどう演じるのか。
映画初主演というキャリアの新たな一歩に加え、これまでとは異なる表現者としての一面にも注目が集まりそうだ。
▪️「てんてん ずっと独身でいるつもり?」10月23日からPrime Videoで配信
森さんにとって映画初主演となる「てんてん ずっと独身でいるつもり?」。
恋愛や結婚だけをテーマにするのではなく、仕事、家族、介護、人とのつながり、自分自身の居場所といった、誰もが人生の中で一度は向き合うテーマを30歳、38歳、46歳という異なる世代の視点から描く。
森さん、若葉さん、香椎さんという異なる魅力を持つ3人が、
どのような化学反応を見せるか。
「てんてん ずっと独身でいるつもり?」は10月23日からPrime Videoで独占配信される。


