櫻坂46 松田里奈さんが年内でグループ卒業へ 2代目キャプテンとして約4年「新たな一歩」に決意

2026.9.10

櫻坂46のキャプテンを務める松田里奈さんが

9日、公式ブログを更新し、2026年内の活動をもってグループを卒業すると発表した。

2018年に2期生として加入して以来、約8年にわたって活動。副キャプテンを経て、2022年11月からは2代目キャプテンとしてグループをけん引してきた松田さんにとって、大きな節目を迎えることになる。

卒業セレモニーは11月15日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで開催される「6th YEAR ANNIVERSARY LIVE」の2日目公演で行われる予定だ。


 

▪️「自分が卒業することが全く想像できなかった」

松田さんはブログの冒頭で卒業を報告し、「年内の活動をもちまして、櫻坂46を卒業します」とファンに伝えた。

2018年夏にオーディションを受け、19歳でグループに加入。自身にとって約8年に及ぶ活動を振り返りながら、「あっという間だった気もするけど、しっかり8年やってきたなと思えます」と率直な思いをつづっている。

一方で、卒業という決断は、突然訪れたものではなかった。

松田さん自身、「自分が卒業することが全く想像できなかった」と明かしており、卒業のタイミングを自分で決められるのかという思いを長く抱えていたという。

だからこそ、あえて未来の期限を設定することで、新しい一歩を踏み出すきっかけをつくろうと考えた。

約2年後となる2026年の卒業をスタッフに伝えたのは、現在からさかのぼっておよそ2年前。そこからも気持ちは揺れ続け、活動を続けるのか、卒業するのかを何度も自分自身に問いかけてきたという。

 

▪️櫻坂46への思いを抱えたまま決断

今回の卒業発表で特徴的なのは、松田さんが「やり切ったから卒業する」という単純な決断ではなかったことだ。

本人は、まだ櫻坂46で叶えたいことがあり、新たにやりたいことが明確に見つかったわけでもないと説明している。

それでも、時間を重ねるなかで、これまでとは異なる感覚が芽生えていった。

これからの櫻坂46について考えるとき、以前は当然のように自分自身の姿が浮かんでいた。しかし、ある時から、その未来の中に自分がいないことに気づいたという。

その変化を受け、「今がタイミングなんだろうな」と感じるようになった。

そして卒業を決意すると同時に、新たな一歩を踏み出すことへの期待も生まれた。

長く所属してきたグループを離れる寂しさと、新しい未来への期待。その二つを抱えながら、松田さんは卒業までの日々を過ごしていくことになる。

 

▪️2代目キャプテンとして櫻坂46を支えた約4年間

松田さんは宮崎県出身。2018年11月に櫻坂46の前身となる欅坂46へ2期生として加入した。

芸能界に入る前には地元で銀行員として勤務していたという異色の経歴も持つ。

2021年1月には副キャプテンに就任。そして2022年11月、初代キャプテンだった菅井友香さんの卒業を受け、2代目キャプテンに就任した。

グループの成長期と重なる時期にキャプテンを務め、メンバーをまとめる立場として活動してきた。

ステージ上でパフォーマンスを披露するだけではなく、グループを代表して言葉を届ける機会も多く、櫻坂46の内外をつなぐ存在として役割を担ってきた。

「まつり」「まつりちゃん」の愛称でも親しまれ、明るさと親しみやすさを持つキャラクターは、グループにとって大きな存在となっていた。

 

▪️「THE TIME,」など個人活動でも存在感

松田さんの活動は、櫻坂46だけにとどまらない。

2021年10月からはTBS系「THE TIME,」に出演。現在も木曜レギュラーとして出演しており、朝の情報番組を通じてグループのファン以外にも存在を知られる存在となった。

アイドルとしての活動に加え、キャプテン、情報番組出演者という複数の顔を持つことで、活動の幅を広げてきた。

今回の卒業は、約8年間にわたるグループ活動の終了を意味する一方、松田里奈さん自身にとっては、新たなステージへ進むためのスタートともいえる。

 

▪️卒業セレモニーは11月15日

卒業セレモニーは、「6th YEAR ANNIVERSARY LIVE」2日目となる11月15日に開催される。

松田さんは、まず6周年を迎える記念ライブそのものを大切にしたいという思いを示しており、これまで応援してきたファンへの感謝をステージで届けることになりそうだ。

また、卒業までの期間についても、キャプテンとしての役割を最後まで全うする姿勢を明確にしている。

櫻坂46の未来につながるものを少しでも残したい――。

その思いを胸に、松田さんは年内までグループの一員として活動を続ける。

 

▪️櫻坂46への愛を最後まで

卒業を決めた松田さんが何度も示したのは、グループへの強い愛情だった。

メンバー、スタッフ、そしてファン。それぞれとの出会いを振り返りながら、支えてくれた人々への感謝を言葉にしている。

なかでもファンを「まつりのお客様」と表現し、自分にとって誇りだと伝えたことからも、長年応援してきたファンとの距離の近さがうかがえる。

卒業を決断したからといって、櫻坂46への思いが薄れたわけではない。

むしろ、グループを大切に思っているからこそ、自分自身の未来について考え、新たな道へ進む決断をしたとも受け取れる。

約8年間の活動を経て、2代目キャプテンとしてグループを支えてきた松田里奈さん。

2026年の残りの時間は、これまで積み重ねてきた活動をファンとともに振り返りながら、次のステージへ向かうための時間となる。