【RISE201速報】=後半戦8試合から11試合メイン 数島大陸が3度のダウン奪取で長谷川海翔を圧倒!南原健太は左ハイ→右フックでカルンダをKO 宮本芽依も勝利

2026.8.29

東京・後楽園ホールで8月29日、「RISE201」が開催された。

大会後半戦では、スーパーフライ級のランカー対決から女子の注目カード、

さらにライトヘビー級タイトルマッチまで、見応えのある試合が続いた。

第8試合では棚澤大空選手が相沢晟選手との再戦を判定で制して勝利。

続く第9試合では、数島大陸選手が長谷川海翔選手から3度のダウンを奪う圧巻の勝利。

セミファイナルでは宮本芽依選手がナムワーン・ソーコンクラパン選手を2度のダウンからKOで撃破し、そしてメインイベントでは王者・南原健太選手がグンター・カルンダ選手を3RKOで下し、ライトヘビー級王座の初防衛に成功した。

まさに大会終盤にふさわしい、KOと激闘が連続する展開となった。


 

■第8試合 棚澤大空が相沢晟との再戦を判定で制す

1Rからダウンを奪うも、相沢が反撃

スーパーフライ級3分3R延長1Rで行われた第8試合は、

同級5位の棚澤大空選手と同級7位の相沢晟選手によるランカー対決。

両者は過去にも対戦しており、相沢選手にとってはリベンジを懸けた一戦となった。

試合が始まると、棚澤選手がいきなり仕掛ける。

1R、棚澤選手が鋭い右ストレートを打ち抜き、相沢選手からダウンを奪取。

しかし、ここで相沢選手は崩れない。

ダウンを奪われた後も懸命に盛り返し、反撃を見せる。

2Rに入ると、両者の攻撃がさらに激しくなる。

カウンターの右が互いに交錯する場面もあり、一進一退の攻防が続いた。

それでも、試合全体を通して見ると、やはり序盤に奪ったダウンが大きかった。

判定は29-28、29-28、29-28。

3者とも棚澤選手を支持し、棚澤選手が判定3-0で勝利を飾った。

再戦となった相沢選手の粘りも光ったが、

棚澤選手が最初に作ったリードを最後まで守り切った。

これで棚澤選手は、2026年2月のRISEフライ級王座決定戦で初黒星を喫した後、

6月のONE Friday Fightsでの再起戦に続いて勝利。

再びRISEのスーパーフライ級上位戦線で存在感を示した。

 

■第9試合 数島大陸が長谷川海翔から3度のダウン!左の破壊力で完勝

1R終了間際に起死回生のダウン

第9試合は、同級2位の長谷川海翔選手と同級6位の数島大陸選手が激突。

スーパーフライ級王座戦線を大きく左右する重要な一戦として注目された。

試合開始直後は、長谷川選手がやや手数で上回る展開。

しかし、ラウンド終盤だった。

数島選手が狙い澄ました左ハイキックを叩き込み、長谷川選手からダウンを奪う。

試合の流れが一気に変わった。

2Rに入ると、サウスポー同士による緊張感のある打撃戦。

そして数島選手が再び左を突き刺す。

今度は左ストレートで2度目のダウン。

明らかに長谷川選手にはダメージが残っていた。

それでも長谷川選手は立ち上がり、試合を続けようとする。

しかし、数島選手は焦らなかった。

相手の状態を冷静に見極めながらプレッシャーをかけ、最後は左カウンター。

これが再び長谷川選手を捉え、3度目のダウンを奪った。

そして2R2分8秒。

レフェリーが試合をストップ。

数島選手が3度のダウンを奪う圧巻のKO勝利を飾った。

ランキング2位の長谷川選手を相手に、まさに完勝だった。

「霞草の花言葉は感謝」

勝利後、数島選手はリング上で印象的な言葉を残した。

「霞草の花言葉って知ってる? 感謝なんだよね」

そして、

「ありがとうございましたー!」

と会場に感謝を伝え、後楽園ホールを大いに盛り上げた。

さらに数島選手はリング上で伊藤隆代表に対し、

「年内にもう1試合組んでほしい」と直談判。

試合だけではなく、勝利後のパフォーマンスでも会場を沸かせた。

数島選手は2026年6月にスーパーフライ級へ転向し、麗也選手に判定勝ち。

今回の勝利によって、階級転向後2連勝となった。

しかも今回は、スーパーフライ級2位の長谷川選手を3度倒しての完勝。

王座戦線に一気に浮上する、強烈なインパクトを残した。

 

■第10試合/セミファイナル 宮本芽依が2度のダウンを奪ってKO!

セミファイナルでは、第4代RISE QUEENミニフライ級王者・宮本芽依選手が登場。

対戦相手はタイの実力者、ナムワーン・ソーコンクラパン選手。

宮本選手にとっては再起戦であり、再びトップ戦線へ戻るためにも重要な一戦だった。

試合開始と同時に、宮本選手はアクセル全開。

1Rから積極的に前へ出ると、持ち味である強烈な打撃を次々と叩き込んでいく。

そして試合はわずか2分27秒で決着。

ボディへの強烈な攻撃でナムワーン選手から2度のダウンを奪い、そのままKO勝利を飾った。

強打は健在。

再起戦というプレッシャーを感じさせない、女王らしい圧巻のパフォーマンスだった。

宮本選手は今後、タイの強豪パヤーフォン選手との再戦も見据えており、今回の勝利はその先へ進むための大きな一歩となった。

 

■メインイベント 南原健太がカルンダを3RKO!左ハイから右フックで完全決着

そして大会の最後を飾ったのは、RISEライトヘビー級タイトルマッチ。

王者・南原健太選手が、挑戦者グンター・カルンダ選手を迎え撃った。

南原選手にとっては王座を懸けた重要な防衛戦。

一方、カルンダ選手は重量級ならではの破壊力を武器にベルト奪取を狙った。

試合前から注目を集めた両者の一戦は、最後に強烈な結末を迎えることになる。

 

1Rは南原選手が手数で上回り、ジャッジも10-9を支持。

ただし、ラウンド終了間際にはアクシデントも起こった。

南原選手が相手を抱え込む形から膝を出す場面があり、

偶発的な攻撃として無効となり、南原選手には警告が与えられた。

その影響でインターバルは通常より長いものとなったが、

グンター・カルンダ選手はしっかりと休息を取り、ダメージを回復してリングへ戻った。

 

2Rも南原選手が積極的に手数を出していく。

ジャッジは10-9、10-9、10-10。

2者が南原選手を支持し、この時点で王者が優勢を保った。

そして最終の3R。

南原選手が試合を決めにいく。

まず放ったのは左ハイキック。

これがカルンダ選手を捉え、ダウンを奪う。

そして、ここからが王者の強さだった。

カルンダ選手の動きを見極めながら攻撃を重ねると、最後は右フックのカウンター。

強烈な一撃がカルンダ選手を捉える。

カルンダ選手は耐えられない。

レフェリーが試合をストップ。

南原健太選手が3RKO勝利!

ライトヘビー級王者として、完璧とも言える勝利でベルトを守り抜いた。