菅原美優選手 女子48kg級で銀メダル 元K-1女王が台湾の国際舞台で決勝進出、転向後も同階級で着実に実績

2026.8.24

元K-1 WORLD GP女子アトム級王者の菅原美優選手が、

ボクシング転向後も着実に結果を残し続けている。

菅原選手は8月20日から23日まで台湾・台北市で開催された「2026 台北市カップ国際ボクシングトーナメント」に出場。女子48kg級にエントリーし、国際舞台で決勝まで勝ち上がって銀メダルを獲得した。

今回、菅原選手が戦ったのは女子48kg級。アマチュアボクシングにおいて小柄な階級に分類される一方、スピードや距離感、正確なパンチ、攻防の切り替えなどが重要になるカテゴリーだ。

菅原選手はもともとK-1の女子アトム級を主戦場としており、K-1公式プロフィールでは身長162cm、体重45kgとされている。K-1では女子アトム級王者まで上り詰めた経験を持ち、軽量級ならではのスピードと技術を武器にトップ戦線で活躍してきた。

その競技経験をボクシングへとつなげ、現在はアマチュアの女子48kg級を舞台に新たなキャリアを築いている。


 

 

▪️48kg級で国内タイトル 海外大会でも優勝

菅原選手の48kg級での実績は、今回の銀メダルだけではない。

2025年12月には「第77回全日本社会人ボクシング選手権大会」の女子48kg級で優勝。国内の社会人カテゴリーで頂点に立つと、その前年には台湾で開催されたアマチュア大会でも女子48kg級で優勝を果たしている。

さらに2026年6月には、全日本社会人選手権の県予選でRSC勝利を挙げるなど、継続的に実戦を重ねてきた。

つまり今回の台北市カップへの出場は、新しい競技に挑戦している段階にとどまらず、女子48kg級という明確な階級で国内外の大会に継続して出場し、結果を積み上げてきた選手が、再び海外の国際舞台に挑んだ一戦だった。

 

▪️台湾は菅原選手にとって相性の良い舞台

今回の開催地となった台湾は、菅原選手にとって特別な場所でもある。

2025年10月、菅原選手は台湾でアマチュアボクシングの国際大会に出場し、女子48kg級で優勝。ボクシング転向後の海外での実戦経験を結果につなげた。

それから約10か月。再び台湾で開催された国際大会に出場し、今度は決勝まで進出して銀メダルを獲得した。

金メダルには届かなかったものの、海外の国際大会で決勝まで勝ち上がり、再び表彰台に立ったことは、菅原選手がボクシングでも着実に競技力を高めていることを示す結果となった。

 

▪️台北市カップは国際交流と競技力向上の舞台

台北市カップは、台湾国内だけで完結する大会ではない。

過去大会では台湾の選手に加えて海外からも複数のチームが参加し、国際的な競技交流の場として開催されてきた。2025年大会では16都市、約100人の選手が参加したと現地報道で伝えられており、海外勢との対戦を通じて競技力を高める機会となっている。

また、過去大会には五輪やアジア大会など国際舞台で実績を持つ選手も参加しており、各国・地域の選手が実戦経験を積む国際招待大会としての側面も持つ。

世界選手権やオリンピックそのものと同列に位置づける大会ではないものの、海外選手との対戦を経験できる国際舞台であり、菅原選手にとっても今後の競技活動につながる重要な実戦機会となった。

▪️東京都チームは9個のメダル

今大会では東京都チームも好成績を収めた。

金メダル4個、銀メダル3個、銅メダル2個の合計9個を獲得。

その中で女子48kg級に出場した菅原選手も銀メダルを手にし、

東京都チームの好成績に貢献した。

国際大会という環境の中で複数の選手が表彰台に立つ中、

菅原選手も女子48kg級の決勝まで進出。

チームの一員として確かな存在感を示した。