ライニアー・デ・リダーがライトヘビー級で鮮烈な再出発!N1R TKOでロマン・ドリッゼを撃破NUFCサクラメントで存在感を示す
【©️UFC】
ライニアー・デ・リダー選手が、ライトヘビー級で鮮烈なスタートを切った。
現地時間8月22日に米カリフォルニア州サクラメントのゴールデン1センターで行われた「UFCサクラメント」で、ロマン・ドリッゼ選手と対戦。序盤から持ち味のグラップリングを存分に発揮すると、最後はパウンドによる1ラウンドTKOで試合を締めくくった。
UFC公式発表によると、フィニッシュタイムは1ラウンド4分1秒だった。
デ・リダー選手にとって、今回の一戦はUFCでのライトヘビー級初戦。これまでミドル級を主戦場としてきたなか、205ポンド級へ舞台を移して迎えた重要な再出発の一戦だった。その決断を結果で証明した。
▪️序盤からグラウンドで主導権
試合開始後、両者が攻防を繰り広げるなか、デ・リダー選手は早い段階からグラウンドへ持ち込むと、トップポジションからプレッシャーを強めていく。
ドリッゼ選手の仕掛けにも冷静に対応し、ポジションを確保。上から攻撃を重ねながら、徐々に相手の動きを封じていった。
MMA専門メディアの報道によれば、デ・リダー選手はグラウンドで約100発の打撃を浴びせるなど、圧倒的な攻勢を展開。最後はマウントポジションに移行し、パウンドを連続して打ち込んだところでレフェリーが試合をストップした。
ライトヘビー級への転向初戦とは思えない完成度の高いパフォーマンスだった。
デ・リダー選手はONE Championship時代にライトヘビー級のタイトルを獲得した実績を持つ実力者。UFCではミドル級を中心に戦ってきたが、今回再びライトヘビー級へ戻ることになった。
その背景には、ミドル級での過酷な減量があった。
デ・リダー選手自身も、これまでの減量がコンディションに大きな負担を与えていたと説明しており、ライトヘビー級ではより健康的な状態でトレーニングできていると語っていた。今回の試合は、そうした新たな環境での第一歩でもあった。
そして迎えた本番で、いきなり1ラウンドTKO。
階級変更が自身のパフォーマンスにどのような影響を与えるのか注目されていたなか、その答えをこれ以上ない形で示した。
デ・リダー選手は今回の勝利で、UFCにおけるライトヘビー級での存在感を一気に高めた。
これまで培ってきたグラップリング能力に加え、サイズとフィジカルを生かせる205ポンド級での戦いとなれば、今後さらにパフォーマンスを引き上げる可能性も十分にある。
サクラメントでの鮮烈な1ラウンドTKOは、単なる階級転向初戦の勝利ではない。
元ONE王者が、新たな舞台で再び上位戦線を目指す。


