59歳のキング・カズが躍動 天皇杯ゴール 2得点で勝利貢献 元気な イケおじ 象徴として輝き続ける

2026.8.20
【©️Fukushima United Football Club 】

59歳5カ月24日・・・サッカー界のレジェンド、カズこと三浦知良選手が、

またしても日本サッカーの歴史に新たな1ページを刻んだ。

天皇杯1回戦が19日に行われ、福島ユナイテッドFCの

FW 三浦知良選手が大山サッカークラブ戦にキャプテンマークを巻いて先発出場。

PKから2ゴールを挙げ、チームの7―0の大勝に大きく貢献した。

天皇杯本戦でのゴールは、神戸時代の2003年12月23日に行われた

準々決勝・セレッソ大阪戦以来、実に23年ぶり。

59歳5カ月24日での得点は、同大会の最年長得点記録となった。


■59歳とは思えない躍動感 2度のPKを冷静に沈める

試合開始から、カズ選手は積極的だった。

前半4分には右サイドに開いてパスを受けると、角度のない位置から右足を一閃。シュートは惜しくもゴール左へ外れたものの、立ち上がりから得点への意欲を前面に出した。

そして前半12分。

味方選手が獲得したPKのキッカーを務めると、落ち着いた助走から右足を振り抜いた。GKの逆を突いたシュートはゴール左隅へ吸い込まれ、先制点。スタンドから大きな歓声が沸き起こった。

さらに後半9分には、自らスルーパスに抜け出してペナルティーエリア内で倒され、PKを獲得。

再びキッカーを務めたカズ選手は、ここでも冷静だった。

狙い澄ましたシュートをゴール左隅へ送り込み、この日2点目。59歳とは思えない積極性と得点への執念を見せ、見事なマルチゴールを完成させた。

 

■「元気なおじさん」の象徴に 年齢を重ねることを楽しむ姿

カズ選手の魅力は、単に年齢を重ねながらプレーを続けていることだけではない。

ピッチでは相手ボールを追い、ボールを奪い返そうと懸命に走る。攻撃ではゴールを狙い、チャンスが訪れれば迷わず仕掛ける。

その姿は、まさに「元気なおじさん」の象徴ともいえる存在感だ。

年齢を重ねることを「衰え」として捉えるのではなく、人生をより豊かに楽しむための時間として体現している。

59歳になってもキャプテンマークを巻いてピッチに立ち、若い選手たちと同じゴールを目指して走る。その姿に勇気をもらう人は、決してサッカーファンだけではないだろう。

「まだまだやれる」という気持ちを持ち続けることの素晴らしさを、カズ選手は自らのプレーで示している。

 

■4年ぶりのゴール わずか1カ月 衰え知らずの存在感

カズ選手のゴールは今回が突然の出来事というわけでもない。

7月25日に行われた天皇杯福島県予選決勝でも、いわき古河FCを相手にゴールを記録。2022年11月12日のFC大阪戦以来、約4年ぶりとなる得点をマークしていた。

そこから約1カ月。

今度は全国の舞台で2ゴールを決めた。

59歳になってもなお、ゴールを決めるための準備を続け、チャンスが来れば結果を残す。その姿は「キング・カズ」の名前にふさわしい。

来年2月には還暦を迎える。

それでも、カズ選手のサッカーへの情熱に陰りはない。

むしろ、年齢を重ねるほどに存在感を増しているようにも見える。

 

■「元気なおじさん」の先頭を走るキング・カズ

世の中には、年齢を理由に新しい挑戦を諦めてしまう人もいる。

そんな中、カズ選手は59歳になった今も、次の試合、次のゴールを目指している。

もちろん、若い頃とまったく同じプレーができるわけではない。それでも、経験を積み重ねてきたからこその判断力、技術、そして何より「まだピッチに立ちたい」という情熱がある。

だからこそ、カズ選手の姿は特別なのだ。

「いつまでも元気でいたい」「年齢を重ねても挑戦したい」。

そんな思いを持つ世代にとって、カズ選手はまさに憧れの存在だ。

59歳5カ月24日での天皇杯ゴール。

これは単なる最年長記録ではない。

年齢に関係なく、好きなことを追い続ける人生の格好良さを、

キング・カズが改めて日本中に示した一夜だった。

サッカー界のレジェンドは、今日も元気だ。

そして、その「元気なおじさん」の象徴ともいえる姿は、

まだまだ多くの人に夢と勇気を与え続けている。