和田まどか選手に吉報! WBAがネスビットとの再戦を正式指令「どこでやっても次も倒して勝つ」判定覆す直接対決へ
【和田まどか選手・official Instagram 投稿画像より】
WBA(世界ボクシング協会)は19日、女子アトム級で和田まどか選手(31)=DANGAN=とエマ・ネスビット選手(21)=ニュージーランド=によるダイレクトリマッチを指令した。7月の挑戦者決定戦で判定負けを喫した和田選手側が判定を不服として抗議していた中、異例ともいえる再戦が決定。両者は再びリングで決着をつけることになった。
日本ボクシングコミッション(JBC)が19日に発表した。
和田選手は7月31日、ニュージーランド・オークランドで行われたWBA世界女子アトム級挑戦者決定戦10回戦で、当時同級3位だったネスビット選手と対戦。試合では終盤に攻勢を強め、最終10回には左ボディーアッパーでダウンを奪った。
しかし、この一撃をレフェリーがローブローと判断。ネスビット選手に休息が与えられたうえ、和田選手には減点1が科された。判定は1―2となり、和田選手はプロ初黒星を喫した。
試合後、和田選手陣営は判定を不服としてJBCを通じてWBAに抗議。今回の再戦指令につながった。
JBCによると、WBAが指名した5人の中立審判員が試合映像を検証した結果、
5人全員が和田選手の大差での勝利と裁定したという。
これを受け、WBAは両者によるダイレクトリマッチを正式に指令した。
再戦に向けた交渉期間は8月19日から9月19日まで。両陣営には交渉期間内での合意が求められ、WBAは再戦を原則90日以内に実施するよう指示している。期間内に合意に至らなかった場合は、興行権を懸けた入札に移行する。
▪️アマチュア8冠の実力者 プロ初黒星から再起へ
和田選手は2014年、2018年の世界選手権女子ライトフライ級で銅メダルを獲得するなど、アマチュアで8冠を達成。プロ転向後は2戦目で東洋太平洋女子ミニマム級王座を獲得するなど、早くから実力を発揮してきた。
今回のネスビット戦でも随所で持ち味を発揮し、最終ラウンドにはダウンを奪うなど最後まで攻め続けた。それだけに、判定を巡る議論が大きな注目を集めていた。
WBAによる再戦指令を受け、和田選手は自身のXを更新。
「コミッションより発表ありました。再戦指令にあたり、動いてくださった関係者の皆さまに心から感謝しております。どこでやっても次も倒して勝つ。日本で開催できた際は皆さま是非、会場にて応援お願いします」
と決意をつづった。
プロ初黒星を喫した和田選手にとって、再び世界への道を切り開く絶好の機会となる。
舞台が日本となれば、ホームの大声援を背に
ネスビット選手との再戦に臨む可能性もある。
和田選手のプロ戦績は7戦6勝(5KO)1敗。
ネスビット選手は15戦13勝(9KO)1敗1分け。
注目の再戦は、両者の実力を改めて証明する一戦となる。

