UFCフライ級で活躍したアラン・ナシメント選手が急逝 睡眠中の心臓発作か RIZINでは元谷友貴選手とも対戦

2026.8.4

【©️UFC】

米総合格闘技団体UFCは8月4日(日本時間、現地時間3日)、フライ級で活躍したブラジル人ファイターのアラン・ナシメント選手が死去したと公式SNSを通じて発表した。死因は睡眠中に起きたとみられる心臓発作で、現地では突然の訃報に多くの関係者やファンから追悼の声が寄せられている。


 

UFCが発表した声明によると、ナシメント選手は同日の朝、睡眠中に心臓発作を起こしたとみられる状態で反応がないまま発見された。救急医療チームが現場で蘇生措置を試みたものの、死亡が確認されたという。

団体は声明で、「この非常に困難な時期に、アランの家族、友人、チームメート、そして愛する人々に心よりお悔やみを申し上げます」とコメント。
世界最高峰の舞台で戦い続けたファイターの突然の別れを悼んだ。

ブラジルを拠点にキャリアを築き、高い寝技技術と粘り強い試合運びを武器に世界トップレベルのフライ級戦線で存在感を示した。UFCでは実力者との対戦を重ね、激戦区として知られるフライ級で着実に評価を高めてきた。わずか1カ月余り前の6月21日には、ミッチ・ラポーゾ選手との一戦に出場。

コンディションに大きな異変は伝えられておらず、現役選手としてリングに立った直後の突然の訃報は、世界のMMA界に大きな衝撃を与えている。

日本のファンにとってもナシメント選手は馴染み深い存在だった。

2016年に開催されたRIZINでは、元谷友貴選手と対戦。当時から高いグラウンド技術と総合力を発揮し、日本のファンにもその実力を印象づけていた。

 

海外のMMA専門メディアは、現役UFCファイターや元王者などの関係者らが相次いで追悼メッセージを投稿。「素晴らしいアスリートであると同時に、人柄も尊敬される存在だった」と故人を偲ぶ声が広がっており、その突然の別れはブラジルのみならず世界中の格闘技界に大きな悲しみをもたらしている。


【文:高須基一朗】