村上宗隆選手 MLBホームラン・ダービー初挑戦は9本で第1ラウンド敗退「楽しかった。またチャンスがあれば頑張りたい」

2026.7.14

【©️Chicago White Sox 】

ホワイトソックスの村上宗隆選手(26)が現地時間7月13日(日本時間14日)、フィラデルフィアのシチズンズ・バンク・パークで開催されたMLBオールスター前日恒例の「Tモバイル・ホームランダービー」に初出場した。20スイングで9本塁打を記録したものの、第1ラウンドで敗退。日本人選手初となるホームランダービー制覇はならなかった。


 

今大会は今季からルールが変更され、従来の時間制ではなく20スイングで本塁打数を競う方式を採用。選手の体力的負担が軽減され、より純粋な飛距離と打球の質が問われるフォーマットとなった。

4番目に登場した村上選手は、豪快なスイングで次々とスタンドへ打球を運び、最長466フィート(約142メートル)の特大アーチを放つなど9本塁打を記録。しかし、3連発以上のボーナススイングを獲得できず、最後の20球目も打ち損じるなど、本来の爆発力を発揮することはできなかった。

競技後、NHK BSのインタビューに応じた村上選手は、「めちゃくちゃ緊張しました。体力的には大丈夫だと思っていましたが、やっぱり疲れました。最下位じゃないだけまだいいかなと思います」と率直な思いを口にした。

さらに、最後の一球については「ボールの色も変わって、すごく緊張しました」と振り返り、「準決勝は多分無理じゃないですか。みんなすごい打つので、もし進めたら頑張りたいと思っていました」と笑顔を交えて語った。

その後、他選手の結果によって第1ラウンド敗退が決定。村上選手は「9本じゃ無理だと思っていました。最後のボーナスで稼ぎたかったけどできませんでした。でも楽しかったです。またチャンスがあれば頑張りたいです。朝から応援ありがとうございました」と、悔しさの中にも前向きな表情を見せた。

今季メジャー1年目を迎えた村上選手は、5月27日(日本時間28日)にリーグ最速で20号本塁打に到達。その後は右太もも裏の肉離れで戦線を離れたが、7月10日(同11日)に復帰し、ホームランダービーの舞台に立った。日本人選手の出場は2021年の大谷翔平選手以来5年ぶり2人目で、初優勝への期待も高まっていた。

大会ではレッドソックスのウィリアム・コントレラス選手とジョーダン・ウォーカー選手が13本、レイズのジュニオール・カミネロ選手が12本を記録するなどハイレベルな争いを展開。地元フィリーズのカイル・シュワバー選手も10本を放ち、村上選手を上回って準決勝進出を決めた。

初挑戦で世界最高峰のホームラン競争を経験した村上選手。

優勝には届かなかったものの、その豪快な打球で存在感を示した。