マクレガーが手術決断「契約最後の試合へ」 前十字靱帯断裂か…膝蓋靱帯など複合損傷なら復帰まで1~2年以上の長期離脱も
2026.7.14
【©️UFC】
元UFC世界2階級制覇王者コナー・マクレガーが13日、自身のインスタグラムを更新し、「手術。リハビリ。試合への復帰。再挑戦。契約最後の試合」と投稿。重傷からの再起と、UFCとの契約最後となる一戦を目指す強い決意を明かした。
マクレガーは12日(日本時間13日)、ラスベガスで開催された『UFC 329』で元UFC世界フェザー級王者マックス・ホロウェイと対戦。しかし、試合開始直後に放った飛び二段蹴りの着地で右膝を負傷し、1ラウンド1分9秒でTKO負けを喫した。
映像では、着地した右足がマットに固定された状態で上半身だけが流れ、右膝が不自然な方向へ大きく曲がる様子が確認できる。その後は右脚に体重をかけられず、何度も崩れ落ちる場面が見られた。
スポーツ外傷を分析する専門家やSNSでは、前十字靱帯(ACL)の完全断裂が疑われているほか、膝蓋靱帯や周辺の支持組織にも損傷が及ぶ複合靱帯損傷の可能性が指摘されている。UFCのダナ・ホワイトCEOも、前十字靱帯を損傷した可能性が高いとの見解を示している。
現時点で正式な診断結果は公表されていない。
しかし、仮に前十字靱帯断裂に加え、膝蓋靱帯などにも損傷が認められた場合は、手術だけでなく長期間にわたるリハビリが不可欠となる。トップアスリートであっても競技復帰まで少なくとも1年から2年を要するケースが多く、損傷の程度によってはそれ以上の時間を必要とすることも珍しくない。総合格闘技は急激な方向転換や踏み込み、タックルへの対応など膝への負荷が極めて大きい競技だけに、復帰への道のりは決して平坦ではない。
【文:高須基一朗】


