ウォーカーが劇的逆転でHRダービー初制覇 土壇場6連発で地元シュワバー撃破 賞金100万ドル獲得

2026.7.14

【©️cardinals 】

MLBオールスター前日恒例のホームランダービーが13日(日本時間14日)、フィラデルフィアで開催され、カージナルスのジョーダン・ウォーカー外野手(24)が劇的な逆転勝利で初優勝を飾った。優勝賞金100万ドル(約1億6000万円)を獲得し、球宴前夜を最も華やかに彩る主役となった。


 

決勝では、開催地フィラデルフィアを本拠地とするフィリーズのカイル・シュワバー外野手と対戦。大歓声を背に打席に立ったシュワバーは15スイングで11本塁打を放ち、地元ファンの期待に応えた。

 

一方、敵地の大ブーイングを受けながら打席に入ったウォーカーは、1スイング目で幸先よくアーチを描いたものの、12スイング終了時点では6本と苦戦。しかし、ここから驚異的な粘りを見せる。6者連続本塁打で一気に追い上げると、15スイング目で9本目を記録。

最終スイングが本塁打だった場合、本塁打が続く限り打ち続けられる新ルールを生かし、16、17スイング目で11本に並ぶと、18スイング目には左中間スタンドへ決勝アーチとなる12本目を運び、大逆転で頂点に立った。優勝が決まると、地元ファンで埋まった球場は歓声とため息が入り交じる独特の空気に包まれた。

今大会にはホワイトソックスの村上宗隆内野手も初出場。

第1ラウンドで20スイング中9本塁打を放ったが、8選手中5位となり準決勝進出はならなかった。日本選手のホームランダービー出場は、2021年にエンゼルス時代の大谷翔平選手(現ドジャース)以来2人目。14日(日本時間15日)のオールスターゲームはベンチスタートとなる。

今年のホームランダービーはルールが大きく刷新された。

従来の時間制からスイング数制へ変更され、第1ラウンドは20スイングで本塁打数を競い、同数の場合は飛距離で順位を決定。上位4選手が進む準決勝以降は15スイングによる1対1のトーナメント方式が採用された。また、全ラウンドで最終スイングが本塁打となった場合、本塁打が続く限り打席を継続できる「ボーナスルール」が導入され、

ウォーカーはこの新ルールを最大限に生かし、歴史に残る逆転優勝を成し遂げた。