トイ・ストーリー5 おもちゃVSデジタルが新テーマ トム・ハンクスさん「胸が締め付けられる」 現代社会映す感動作に
ディズニー&ピクサーの大ヒットシリーズ最新作『トイ・ストーリー5』が、
“デジタル時代の子どもたち”をテーマに新たな物語を描き出す。
現地時間28日にロンドンで行われた
イギリス発表イベントでは、US版ウッディ役のトム・ハンクスさんが
「胸が締め付けられるシーンがある」と明かし、
シリーズ屈指の感動作になる可能性を示唆。
バズ・ライトイヤー役のティム・アレンさんも、
“おもちゃとデジタル機器の関係性”を
真正面から描いた内容に強い手応えを語った。
イベントには、ハンクスさん、アレンさんに加え、ジェシー役のジョーン・キューザックさん、新キャラクター「リリーパッド」役のグレタ・リーさん、アンドリュー・スタントン監督、プロデューサーのリンジー・コリンズさんらが登壇。会場には子ども専用エリアも設置され、キャスト陣が幼いファンと交流する場面も見られた。
シリーズ最新作では、ウッディたちの持ち主・ボニーが8歳へ成長。新たに手にしたタブレット型デバイス「リリーパッド」に夢中になる中、おもちゃたちは自分たちの存在意義に戸惑いを抱いていく。“子どもに遊ばれる存在”だったおもちゃが、デジタル機器の普及によって居場所を失いかけるという、現代ならではのテーマが描かれる。
長年ウッディ役を務めるハンクスさんは、本作について「今回も、これまでのシリーズに負けないほど感情を揺さぶる場面がある」とコメントした。
「ある少女が周囲の言葉によって傷ついてしまうシーンがある。なぜ自分が傷つけられたのか理解できず、苦しんでしまうんだ。『トイ・ストーリー』は、誰もが心のどこかで感じている感情を描いてきたシリーズ。今回は特に、現代社会を鋭く映し出していると思う」
また、「この作品は毎回、さまざまな感情を引き出してくれる」と語り、シリーズへの深い愛着ものぞかせた。
一方、バズ役のアレンさんは、「今回はバズの出番が多い」と明かし、「なぜ彼が特別な存在なのか、これまで以上に掘り下げられる。いろいろなバズも登場するよ」と笑顔を見せた。
さらにアレンさんは、ディズニー&ピクサーが“テクノロジーとの向き合い方”を真正面から描いたことに感銘を受けたという。
「ディズニーもピクサーも、ある意味ではテクノロジー企業。その彼ら自身が“デジタル社会の未来”について問いを投げかけている。本作には、試写会場全体が静まり返るほど重要なシーンがある」
また現実社会でも問題視される“子どもとデジタルデバイスの距離感”について、「おもちゃや友達と遊ぶ時間には、デバイスだけでは得られない豊かさがある」と持論を展開した。

