NBAプレイオフ 3戦でサンダーが敵地で3連勝 シリーズ突破へ王手 SGA躍動「結束こそ最大の武器」

2026.4.26

【©️Oklahoma City Thunder 】

オクラホマシティ・サンダーが敵地での第3戦を制し、シリーズ突破へ大きく前進した。フェニックス・サンズとのプレーオフ第3戦に臨んだサンダーは121―109で勝利し、対戦成績を3勝0敗とした。


 

序盤はホームのサンズに押し込まれ、第1クォーター終盤には最大9点のビハインドを背負う苦しい展開。それでも試合の流れを引き戻したのは、エースのシェイ・ギルジャス・アレクサンダーとベンチメンバーの奮闘だった。アレックス・カルーソ、アーロン・ウィギンズ、ケイソン・ウォレス、ジェイリン・ウィリアムズらが流れを変え、前半のうちに形勢を逆転。その後はサンダーが主導権を握り続けた。

 

今季ここまで安定した強さを見せるサンダーだが、指揮官の下で共有されていたのは“第3戦への警戒心”だった。ギルジャス・アレクサンダーは試合後、「自分たちは第3戦に苦手意識があった」と明かしつつも、「それに縛られず、自分たちのバスケットを貫けたことが大きい」と振り返った。

 

この日はジェイレン・ウィリアムズをハムストリングの負傷で欠く中、エースがその穴を埋める形となった。フィールドゴールは18本中15本成功と高確率を誇り、フリースローでも得点を積み重ね、さらに8アシストを記録。プレーオフ特有の激しい守備の中でも、抜群の安定感を発揮した。

一方で、勝因は個の力だけではない。

ベンチ得点では36―12と大きく上回り、ビッグマン陣がファウルトラブルに苦しむ中でもジェイリン・ウィリアムズが身体を張るなど、チーム全体で穴を埋めた。普段は出場機会の少ない選手たちも、コートに立つと即座に流れに乗り、存在感を示した。

「誰かが必ずステップアップしてくれる。本当に恵まれたチームだ」と語ったギルジャス・アレクサンダーは、続けてチームの強さの本質をこう表現した。

 

「自分たちはお互いを信じている。状況に応じて攻めるべきところは攻め、止められれば仲間を使う。それだけだ。コートの内外で常に繋がっている。この信頼関係こそが、僕たちの強さになっている」

圧倒的な結束力と総合力を武器に、サンダーはNBAプレイオフで突破を狙う。