プロ野球/巨人・田中将大投手が本拠地デビュー戦で圧巻の投球!
強打者の打者・村上を封じる2回無失点
【読売巨人軍公式Instagramより】
▪️移籍後初の東京ドーム登板!開幕ローテ入りへ前進
巨人・田中将大投手(36)が、移籍後初めて本拠地・東京ドームのマウンドに立ち、先発として2回2安打無失点の好投を披露した。ファンの大歓声に迎えられた背番号「11」は、ヤクルト打線を相手に堂々のピッチングを見せ、開幕ローテーション入りを大きく引き寄せた。
▪️村上斬り!堂々たるピッチングで本拠地デビュー戦を飾る
試合前、スタメン発表で田中の名前がコールされると、東京ドームは大歓声に包まれた。試合開始直前にも拍手が響き渡り、注目度の高さがうかがえた。
初回、先頭打者・赤羽に甘く入ったフォークを中前に運ばれるも、続く長岡を三飛、サンタナを中飛に打ち取る。そして迎えた4番・村上との対決では、
143キロの直球で左飛に仕留め、無失点で切り抜けた。
試合後、「これから何度も対戦する打者なので、特に(初対戦の結果に)どうこうはない」と冷静に振り返った。
▪️最速145キロも「スピードのコンテストじゃない」
2回も安定感は崩れなかった。一死後、浜田に左翼線への二塁打を許すも、内山と松本直をしっかりと打ち取り、無失点で切り抜けた。この日の最速は145キロ。試合後には「外野フライが多かったのは、しっかり押し込めていた証拠」と手応えを語った。
また、球速については「スピードを求めているわけではない。シーズンに入れば自然と上がっていくと思うので、特に気にしていない」とコメント。ベテランらしい落ち着きを見せた。
▪️阿部監督も開幕ローテ入りを明言
移籍後2試合目の実戦登板を無難に終えた田中に対し、
阿部監督も「もう6番目(の投手)だと思う。
入れているつもり」と開幕ローテ入りを明言。
田中の実力と経験に大きな期待を寄せていることがうかがえる。
この日は、巨人のベテラン・坂本とともに出場。
「何て言ってほしいですか?」と報道陣に逆質問し、
場を和ませる一幕も。
「ちょっと変な感じはしましたね」と率直な心境を明かした。
本拠地デビュー戦を見事なピッチングで飾った田中将大。
開幕ローテの座を確実なものとし、シーズン本番での活躍がますます期待される。