木梨憲武さんが相方・石橋貴明さんとの病室での再会を明かす
「もう少し頑張らないといけない時」…ラジオ最終回で“とんねるず”への思い語る
【木梨憲武さん公式インスタグラムより画像】
お笑いコンビ「とんねるず」の木梨憲武(63)が、6月29日放送のTBSラジオ『GATE7』の最終回にゲスト出演し、食道がんを公表して芸能活動を休止中の相方・石橋貴明(62)の近況や、2人の再会について語った。
この日は、本来であれば石橋がパーソナリティを務めるはずだった同番組の最終回。しかし、病気療養中の石橋に代わって、長年の相方である木梨が“代打”で登場し、番組のラストを飾った。
番組中、木梨は「おととい石橋貴明と会ってきました。病院に行ってきました」と突然の報告。石橋の娘・穂乃香さんと共に、サプライズでお見舞いに訪れたことを明かした。
「ほのちゃん(穂乃香さん)に相談したら、『貴さん、憲さん来るって言ったら嫌だとか言うかも』って。でも『じゃあ黙ってて』ってお願いして、ほのちゃんが『1人で行く』って言って、俺は後から横から出てきたの。そうしたら、貴明もちょっと驚いたけど、ちゃんと話せたよ」
木梨は、石橋の様子について「もうちょいちゃんと治すって言ってた」と語り、着実に快方に向かっていることを伝えた。
さらに、木梨は“とんねるず復活”の構想についても熱く語った。
「治ったら俺、東京ドームでライブやるって勝手に決めてるの。この間は武道館だったでしょ? 今度はもっとでっかいところで。もうリストも作ってあるのよ。前回の武道館は貴明とゴッキー(スタッフ)で作ったけど、次は俺とゴッキーで作る。でも貴明は『それは違う』って絶対言ってくると思う。そういう人だからね(笑)」
ライブ構想は夢物語にとどまらず、具体的なビジョンにも触れた。
「本格的に体調と体力が戻ったら、あのとき武道館に来てくれた人たちや“ワンフー”(ファンの愛称)とクラス会みたいな雰囲気で、また会いたい。もちろん新しいお客さんもね。今度はもっとでっかい場所でやって、たとえお客さんが入らなくても、やるんだっていう勢いでさ。友だちでも呼んで、何日か連続でやっちゃうか、なんて頭の中では考えてるけど……結局貴明が変えてくるから(笑)」
最後まで笑いを交えながらも、相方への敬意と再出発への意欲をにじませた木梨。コンビ結成から40年以上、幾多の伝説を築いてきた“とんねるず”の今後に、ファンの期待が高まる一幕となった。