村上信五が農業ベンチャー「ノウタス」取締役に就任 ブドウ栽培とアイドル活動の“二刀流”で挑戦続ける

2025.6.18

人気グループ「SUPER EIGHT」の村上信五(43)が、農業関連スタートアップ「ノウタス株式会社」の取締役に就任したことが、6月17日に同社から発表された。

 

村上は2023年4月より、ノウタスに事業開発担当として参画。東京と大阪を行き来する中で、ブドウ栽培に携わりながら、芸能活動との“二刀流”ライフを送っている。

同社の発表によれば、村上は新たに「アライアンス戦略管掌SVP(シニア・バイス・プレジデント)」として、企業・人・地域をつなぐ共創活動をさらに推進。特に、村上の出身地である大阪府高槻市の自社農園を核に、誰でも参加できる「ユニバーサル農園モデル」の確立を目指していくという。

ノウタスは、家族経営農家の課題解決を目的に、農家出身者や現役農業従事者によって立ち上げられたベンチャー企業。2022年には同社CEOの高橋明久氏が、文化放送のラジオ番組「村上信五くんと経済クン」に出演。その縁をきっかけに意気投合し、村上の参画が決まった。

高橋CEOは公式コメントで、村上の姿勢に対し「真摯で勉強熱心。農業も社会課題も“自分ごと”として受け止めて学び続ける姿勢は、本当に尊敬しています」と称賛。今回の取締役就任に際しては「本業最優先でありながら、名実ともに経営陣として『共創』の要となっていただけることを期待しています」とエールを送った。

芸能界の第一線を走りながらも、地に足のついた農業分野へと活動の幅を広げる村上信五。彼の挑戦は、“アイドル”という枠を超え、社会と未来をつなぐ新たなロールモデルになりつつある。