大谷翔平選手 IL入り後初の屋外練習 ベースランニング再開で復帰へ前進「翔平!」の大歓声

2026.9.20
【©️Los Angeles Dodgers 】

ドジャースの大谷翔平選手が、復帰に向けて新たな段階に入った。

大谷選手は19日(日本時間20日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦を前にグラウンドへ姿を見せ、ベースランニングを実施。9月に負傷者リスト(IL)入りして以降、屋外のグラウンドで練習する姿が確認されたのは今回が初めてとなった。


 

▪️突然グラウンドに登場 約8分間のベースランニング

試合前のフリー打撃が行われていたグラウンドに大谷選手が登場すると、スタンドからは大きな歓声が起こった。

トラビス・スミス・ストレングスコーチが見守る中、1塁から3塁、1塁から2塁、さらに2塁から本塁へと走塁。計5本のベースランニングを約8分間にわたって行ったという。

最後にはスタンドから「翔平!」という声が飛び、大谷選手が手を振って応える場面もあった。

 

▪️「IL入り後初」の屋外練習 LA番記者も一斉に速報

今回の動きに、現地のドジャース番記者も反応した。

「ドジャース・ネーション」のネルソン・エスピナル記者は、大谷選手のグラウンドでの動きを速報。地元メディアの記者からも、IL入り後に屋外でワークアウトする姿を見るのは初めてだとの報告が相次いだ。

単にグラウンドに姿を見せただけではない。ベースランニングまで行ったことで、復帰に向けた調整が少しずつ実戦に近づいていることがうかがえる。

大谷選手はすでに打撃練習を再開している。

9月15日にはティー打撃を行い、その後はコーチが投げるボールを打つ段階へ進んだ。MLB公式によると、9月18日にはコーチの投球による打撃練習を行っている。

ロバーツ監督は、今後はコーチの投球を打つ練習に加え、トラジェクト・マシンを使った打撃、

さらに実戦に近い打席へと進める見通しを説明している。

つまり現在の大谷選手は、単純に「休養中」という段階から、打撃と走塁の両面で復帰に向けた実戦的な調整へ移りつつある。

 

▪️最短なら日本時間24日に復帰可能

大谷選手は左膝と右上腕二頭筋の故障などを抱え、15日間のILに入った。MLB公式によれば、打者としての復帰は9月23日が最短となる。今季の投手復帰は予定されておらず、2027年まで投球は行わない見込みだ。

ドジャースのアンドリュー・フリードマン編成本部長も、大谷選手についてレギュラーシーズン中の復帰を見込んでいると明言している。

最短で復帰できる場合、日本時間24日のパドレス戦が候補となる。

もっとも、現時点で復帰日が正式決定したわけではない。

ドジャースはすでにナ・リーグ西地区優勝を決め、ポストシーズン進出も確定させている。大谷選手にとっても、レギュラーシーズン終盤で無理に復帰を急ぐより、状態を確認しながら実戦へ戻していくことが重要になる。

それでも今回、IL入り後初めて屋外のグラウンドで走塁練習を行った意味は大きい。

打撃練習、コーチの投球、大谷選手自身による走塁。

復帰に向けた工程が、一つずつ具体的な動きとして見え始めている。