女子バスケ世界一を懸けた10日間が開幕 日本代表は田中こころ選手 山本麻衣選手 12人で世界の頂点へ
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女子バスケットボールの世界一を決める「FIBA女子バスケットボールワールドカップ2026」が9月4日、ドイツ・ベルリンで開幕する。
大会には世界の強豪16チームが集結。
9月13日の決勝まで10日間にわたって熱戦が繰り広げられる。
日本代表はグループAに入り、スペイン、開催国ドイツ、マリと対戦する。
日本にとっては、1975年大会で銀メダルを獲得して以来となる上位進出を目指す大舞台だ。
さらに今大会は、2028年ロサンゼルス五輪への道にもつながる。ワールドカップ優勝国には、ロサンゼルス五輪女子バスケットボール競技への出場権が与えられる。
▪️5大会連続で世界の舞台へ 日本はまずグループ突破を目指す
日本代表は2026年3月のワールドカップ予選で厳しい戦いを経験しながら、本大会への切符をつかんだ。
日本は5大会連続、通算15回目のワールドカップ出場。1975年大会では銀メダルを獲得しており、今大会では長く遠ざかっている世界上位への返り咲きを狙う。
大会方式も従来から変更され、16チームが4グループに分かれて総当たりのグループリーグを実施する。
各組1位は準々決勝へ直接進出。2位と3位は準々決勝進出決定戦に回り、勝ち上がったチームがベスト8で各組1位と対戦する。
日本にとって、グループリーグはその後の戦いを左右する重要なステージとなる。
▪️山本麻衣、田中こころ 12人がベルリンへ
日本代表の最終ロスターには、山本麻衣選手、
田中こころ選手、後藤音羽選手らが名を連ねた。
バックコートの中心として期待されるのが山本選手だ。
田中選手も日本の将来を担う存在だ。
若い世代ながら国際舞台で存在感を示しており、得点力だけでなく、試合の流れを変えるプレーにも期待が集まる。
そして19歳の後藤音羽選手も自身初となるワールドカップに挑む。
一方で、髙田真希選手、渡嘉敷来夢選手、町田瑠唯選手、宮澤夕貴選手ら、長年日本代表を支えてきた選手もロスター入り。若手の勢いとベテランの経験が融合した12人で世界に挑む。
【日本代表12人】
・今野紀花選手
・馬瓜ステファニー選手
・後藤音羽選手
・髙田真希選手
・渡嘉敷来夢選手
・町田瑠唯選手
・朝比奈あずさ選手
・山本麻衣選手
・田中こころ選手
・林咲希選手
・宮澤夕貴選手
・東藤なな子選手
▪️日本の武器はスピードと守備 世界の高さをどう攻略するか
日本代表が世界と戦う上で大きなポイントになるのが、スピードを生かしたバスケットだ。
高身長選手をそろえる欧米勢に対して、日本は素早いボール運びとトランジション、外角シュート、組織的なディフェンスを武器に戦う。
特に重要になるのがリバウンドだ。
サイズで上回る相手に対して、5人全員がボールに絡む意識を持ち、攻撃につなげることが日本の生命線となる。
日本らしい速い展開を40分間維持できるか。
世界の強豪を相手に、チームとしての完成度が問われる。
▪️世界のスターがベルリンに集結
今大会には、世界を代表するスター選手も集まる。
米国をはじめ、欧州勢など各国のトップ選手がベルリンに集結。世界最高峰の舞台でしのぎを削る。
日本はグループリーグでマリ、ドイツ、スペインと対戦する。
初戦から重要なゲームが続くなか、どこまで日本独自のスタイルを貫けるかが注目される。
▪️宮崎早織さん、三好南穂さん、馬瓜エブリン選手が解説
日本戦の中継では、元日本代表の宮崎早織さん、三好南穂さんらが解説を担当する。
さらに決勝、3位決定戦では馬瓜エブリン選手も解説を務める予定となっている。
日本代表として世界の舞台を経験した選手たちが、コートの外から現在の代表チームを見つめることも大会の見どころの一つとなりそうだ。
▪️「日本らしいパスワークと外角シュートのバスケットを世界へ
東京五輪で銀メダルを獲得するなど、世界のトップレベルで存在感を示してきた日本女子バスケットボール。
その一方、ワールドカップでは1975年の銀メダル以降、世界上位から遠ざかっている。
だからこそ、今回のベルリン大会は新たな歴史を刻む大きなチャンスでもある。
若手の勢いとベテランの経験。
WNBAで世界最高峰の環境を経験する山本選手、成長著しい田中選手、初めて世界大会に挑む後藤選手。そして日本代表として数々の国際大会を戦ってきた髙田選手、町田選手、宮澤選手ら。
異なる世代の力が一つになった12人が、ベルリンのコートに立つ。
世界一を懸けた戦い。
そして、その先にはロサンゼルス五輪への道も待っている。
日本女子バスケットボールが、再び世界の頂点を目指す10日間が始まる。



