亀田京之介選手vsエルナンデス戦は8回戦▶︎10回戦へ変更「何ラウンドでもええよ!」強気の姿勢で地元・大阪の大一番へ
プロボクシングの亀田京之介選手(27=MR)が、さらに大きな勝負へ向かう。
9月23日に大阪・住吉区民センターで開催される「3150FIGHT 11」のメインイベント、亀田京之介選手対セバスチャン・ヘルナンデス選手の一戦が、当初予定されていた8回戦から10回戦へ変更された。
大会を主催する3150FIGHTの公式発表では、現在、両者によるフェザー級10回戦としてカードが掲載されている。
ラウンド数が2つ増えたことで、試合はより長い時間をかけて両者の実力が問われる舞台となった。
しかし、亀田京之介選手にとって、この変更は問題ではないようだ。
亀田選手は自身のSNSで、
「試合8ラウンドから10ラウンドに変更! 何ラウンドでもええよ! もうどっちが勝つか決まってる! 楽しみしてて!」と強気発信。
試合時間が延びることに動じるどころか、勝利への自信を前面に押し出した。
▪️中谷潤人選手を苦しめた強打者との対戦
今回の相手、セバスチャン・ヘルナンデス選手は、メキシコが送り出す注目の実力者だ。
2025年12月、サウジアラビアで当時無敗だった中谷潤人選手と対戦。12回を戦い抜き、公式採点115-113、115-113、118-110で判定負けとなったものの、2人のジャッジが2ポイント差をつける接戦を演じた。海外メディア「The Ring」も、2つの115-113という採点を支持している。
さらにヘルナンデス選手は2026年8月、ホセ・ロペス選手との再起戦で2回TKO勝利。これでプロ戦績を21勝19KO1敗とし、再び勢いを加速させている。米国の「The Ring」も、同選手をスーパーバンタム級の上位コンテンダーとして紹介している。
つまり亀田選手にとって今回の一戦は、単なる復帰戦ではない。
世界トップクラスと互角に渡り合った経験を持つ強豪を相手に、自らの現在地を示す重要な一戦となる。
▪️亀田選手も世界を見据えたキャリアへ
一方の亀田京之介選手も、ここ数戦で世界を意識させる結果を積み重ねてきた。
2025年にはルイス・ネリ選手、アラン・ピカソ選手といった世界トップクラスの選手と対戦。その後、元世界3階級制覇王者ジョンリエル・カシメロ選手との一戦では判定勝利を挙げ、大きなインパクトを残した。瞬刊モッツでも、カシメロ選手との一戦を亀田選手のキャリアにおける大きな転機として報じている。
今回のエルナンデス戦は、その流れをさらに前へ進めるための一戦になる。
亀田選手は今年5月、キルギスで予定されていたWBA世界フェザー級暫定王座決定戦でルイス・ヌネス選手と対戦する予定だったものの、興行そのものが中止となった。
それだけに、9月23日の大阪決戦は久々のリングで自身の存在感を改めて示す機会でもある。
▪️10回戦への変更が生む新たな見どころ
8回戦から10回戦への変更は、両選手の戦い方にも影響を与える可能性がある。
8回戦ならば、序盤から中盤にかけて勝負を動かす必要がある。一方、10回戦では、試合全体を見据えたペース配分やスタミナ、終盤の判断力まで求められる。
特にヘルナンデス選手は、長いラウンドでプレッシャーを強めるスタイルを持つ。中谷選手との12回戦でも後半に攻勢を強めており、ラウンド数が増えたことで、試合の終盤まで目を離せない構図となった。
一方、亀田選手にはこれまで強豪を相手にしても、相手の動きを見ながら距離をコントロールする能力を見せてきた。
10回をどう組み立てるのか。
ここが今回の試合を左右する大きなポイントになりそうだ。
▪️「何ラウンドでもええよ」強気な亀田選手が示した覚悟
今回の変更で、試合は8回から10回へ。
だが、亀田京之介選手の反応は明快だった。
「何ラウンドでもええよ!」
そこにあるのは、試合時間が変わったことへの不安ではなく、
自分の力を信じる強い意志だ。
対するヘルナンデス選手も、世界トップクラスとの接戦を経験し、直近ではKO勝利を挙げている。
日本の世界ランカーと、世界を狙うメキシコの強豪。
9月23日、大阪で実現する10回戦は、両者にとって次のステージへ進むための重要な一戦となる。
「もうどっちが勝つか決まってる」と言い切った亀田選手。
その言葉の答えは、リング上で示される。
地元・大阪で迎える大一番。
亀田京之介選手が10回の戦いをどう制し、世界への道をさらに切り開くのか。

