上田綺世選手 やはり「点取り屋の嗅覚」は健在だった リーグ・アン初出場からわずか16分で決勝弾! 新天地リールを暫定首位へ導く鮮烈デビュー
【©️Lille Olympique Sporting Club 】
日本代表FW上田綺世選手が、フランスでもいきなりその得点感覚を見せつけた。
フランス・リーグ・アン第3節が現地時間9月3日に行われ、
リールは敵地でトゥールーズと対戦。1-0で勝利した。
その決勝点を奪ったのが、新加入の上田選手だった。
57分に途中出場すると、わずか16分後の73分にゴール。しかも、ただのゴールではない。最初のシュートを相手GKに阻まれながらも、こぼれ球へ瞬時に反応し、最後は頭で押し込んだ。
新天地での公式戦初出場、リーグ・アン初出場、そして初ゴール。
わずか一試合で、上田選手はフランスのファンに強烈なインパクトを残した。
▪️途中出場 わずか16分「ゴール前の嗅覚」が決勝点を生む
試合は前半からトゥールーズの攻勢が目立つ展開となった。
リールは守勢に回る時間が続き、0-0のまま後半へ。そこで指揮官のダヴィド・アンチェロッティ監督は57分、元フランス代表FWオリヴィエ・ジルー選手に代えて上田選手をピッチへ送り込んだ。
背番号18を背負った日本代表ストライカーにとって、これがリールでの公式戦デビューだった。
そして、その16分後だった。
73分、ロマン・ペロー選手が左サイドからゴール前へボールを送り込む。
上田選手はその瞬間、ゴール前へ鋭く入り込む。
最初のシュートはGKに阻まれた。
しかし、ここで終わらない。
こぼれたボールへいち早く反応すると、体勢を立て直し、頭で押し込んだ。
ゴールネットが揺れる。
リール加入後初ゴール。
そして、それがそのまま決勝点となった。
「一度止められても、もう一度ボールへ向かう」
この一連の動きこそ、上田選手がストライカーとして持つ最大の武器の一つだ。
フランス紙『レキップ』も、上田選手についてゴール前で抜け目なく仕留めるストライカーとして評価。フランスの専門メディアでも、途中出場から試合を決めた働きが大きく取り上げられた。
▪️昨季エールディビジ得点王 舞台が変わっても得点感覚は変わらない
上田選手は、フランスへやって来る前からすでに欧州で強烈な実績を残していた。
2025-26シーズン、フェイエノールトでエールディビジ32試合に出場し、25ゴールを記録。
堂々の得点王に輝いた。
エールディビジ公式のシーズン表彰でも、上田選手は25得点で得点ランキングの頂点に立っている。
さらに、フェイエノールトを離れる直前にも3試合連続ゴールを記録するなど、好調を維持したままフランスへと渡った。
つまり今回のゴールは、突然生まれた一発ではない。
オランダで積み上げてきた「ゴールを奪う感覚」を、そのまま新天地へ持ち込んだ一撃だった。
▪️「移籍して3日」でデビュー そして初戦で結果
8月31日、フェイエノールトからリールへの完全移籍が発表された上田選手。
そこからわずか数日。
9月3日のトゥールーズ戦で早くもベンチ入りを果たすと、57分に投入された。
そして73分に決勝ゴール。
加入発表からわずかな時間で新天地のピッチに立ち、初戦でチームを勝利へ導く結果まで残した。
リールの公式サイトも、このゴールを「デビューから15分後の決勝弾」と紹介。チームはトゥールーズを1-0で下し、リーグ戦で暫定首位に浮上した。
海外メディアでも反響は大きい。
フランスの『レキップ』は上田選手とGKベルケ・オゼル選手を勝利の立役者として紹介。『Goal』フランス版も、上田選手が途中出場から16分でゴールを決め、リールをリーグ首位へ押し上げたと報じている。
この勝利でリールは今季3試合を終えて2勝1分け、勝ち点7。
暫定ながらリーグ・アンの首位に立った。
しかも、リールには次なる大舞台が待っている。
9月8日にはチャンピオンズリーグでレアル・ベティスとの対戦を控えている。
フランスへ渡ってわずか数日。
それでも上田選手は、すでに新天地で結果を残した。
オランダで得点王に輝いたストライカーが、今度はフランスの舞台でどこまでゴールを積み重ねるのか。
リーグ・アン初出場からわずか16分で決勝点。
やはり、上田綺世選手の「ゴールを嗅ぎ分ける感覚」は健在だった。
新天地での第一歩は、これ以上ないほど鮮烈なものになった。

