【U18日清食品トップリーグ】帝京長岡が東山との大激戦を制す!81-77 15点差をひっくり返した東山の1年生・佐々木蒼が24得点の衝撃
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U18世代の強豪が激突する「U18日清食品トップリーグ2026 ディビジョン1」で、
帝京長岡高等学校が東山高等学校との激戦を81-77で制した。
8月29日、茨城県のアダストリアみとアリーナで行われた一戦は、
序盤から帝京長岡が主導権を握りながら、
東山が驚異的な追い上げを見せる展開となった。
最後まで勝敗の行方が分からないシーソーゲーム。
その中で帝京長岡が勝負どころで一歩上回り、開幕戦を白星で飾った。
■帝京長岡が序盤から主導権 一時15点差をつける
試合開始直後から帝京長岡は積極的な攻撃を展開。
第1クォーターを22-14と8点リードで終えると、第2クォーターに入ってもプレッシャーを強め、東山を苦しめた。
一時は15点差までリードを広げ、帝京長岡がそのまま主導権を握るかと思われた。
しかし、ここから東山が猛反撃に転じる。
その流れを生み出したのが、1年生の佐々木蒼選手だった。
■東山の1年生・佐々木蒼が衝撃の24得点
ベンチからコートに入った佐々木選手は、積極的に3ポイントシュートを狙う。
第2クォーターだけで4本の3ポイントを成功させるなど、わずかな時間で一気に得点を積み重ね、劣勢だった東山に勢いをもたらした。
公式レポートによると、佐々木選手は第2クォーターだけで15得点を記録。東山は最大15点差から一気に点差を縮め、前半終了時には38-41の3点差まで迫った。
最終的に佐々木選手は15分50秒の出場で24得点。
しかも3ポイントシュートは8本中7本成功で、成功率は驚異の87.5%を記録した。
チーム最多得点となっただけでなく、試合全体を通じて東山の反撃を象徴する存在となった。
■東山が逆転 試合は完全なシーソーゲームへ
後半に入ると、東山の反撃はさらに加速する。
ゴール下ではウェトゥ・ブワシャ・エノック選手が存在感を発揮。11リバウンドを記録し、インサイドでチームを支えた。
さらに吉本拓志選手も攻撃で存在感を示し、第3クォーターには東山が44-43と逆転。
序盤に大きくリードしていた帝京長岡に対し、東山が一気に試合の流れを引き寄せた。
第3クォーター終了時点では帝京長岡59-58東山。
わずか1点差という、勝負の行方が全く読めない状況で最終クォーターを迎えた。
公式のプレー・バイ・プレーでも、第3クォーター終了時点は59-58と記録されている。
■帝京長岡が最終盤に再び主導権
勝負を決めたのは第4クォーターだった。
東山は佐々木選手が再び3ポイントシュートを決めるなど、最後まで帝京長岡にプレッシャーをかけ続けた。
それでも帝京長岡は小笠原立騎選手を中心に応戦。
そして勝負どころで大きな一撃を放ったのが、キャプテンの春山虹太選手だった。
第4クォーターの終盤、春山選手が逆転の3ポイントシュートを沈め、帝京長岡が再び試合の主導権を奪い返す。
その後はフリースローを確実に決めてリードを維持。
残り8秒には小笠原選手が2本のフリースローを成功させて80-76とし、勝利を大きく引き寄せた。
さらに残り10秒には藤田珀選手がフリースローを1本決めて79-76。
東山も最後まで攻め続けたが、帝京長岡が逃げ切った。
公式記録では最終盤、東山の中村颯斗選手がフリースローを1本決めて81-77とした後、残り1秒にはブワシャ・エノック選手がレイアップを狙うも決まらず、そのまま試合終了となっている。
■小笠原立騎が21得点10リバウンド
帝京長岡の勝利を支えたのが、小笠原立騎選手のオールラウンドな活躍だった。
小笠原選手は37分21秒にわたってコートに立ち、21得点、10リバウンドを記録。
フィールドゴールは8本中4本成功、3ポイントは4本中3本成功、
さらにフリースローは4本すべて成功と、得点源として安定した数字を残した。
攻撃だけでなく、10リバウンドでゴール下にも貢献。
接戦の最終盤でもフリースローを冷静に決め、チームを勝利へ導いた。
■ジョベ パ マリックも16得点11リバウンド
インサイドではジョベ パ マリック選手が奮闘。
25分59秒の出場で16得点、11リバウンドを記録し、ダブルダブルを達成した。
フィールドゴールは12本中8本成功で成功率66.7%。
特にリバウンド面ではオフェンスリバウンド5本を含む11本を確保し、帝京長岡の攻撃機会を増やした。
小笠原選手とジョベ パ マリック選手が得点とリバウンドの両面で存在感を示したことが、帝京長岡の勝利につながった。
■帝京長岡はチーム全体で高いシュート成功率
チームスタッツを見ると、帝京長岡はフィールドゴールを51本中28本成功させ、成功率54.9%を記録。
3ポイントは24本中6本成功で25.0%、フリースローは10本中7本成功で70.0%だった。
一方の東山はフィールドゴール49本中17本成功で34.7%。
3ポイントは34本中11本成功で32.4%、フリースローは14本中10本成功で71.4%だった。
3ポイントの成功数では東山が11本と帝京長岡を上回ったものの、2ポイントを含めたフィールドゴール全体では帝京長岡が上回った。
このシュート効率の差が、最終的な4点差につながったといえる。
■リバウンドでも帝京長岡が優位
リバウンド数も帝京長岡55本、東山41本と、帝京長岡が14本上回った。
帝京長岡はオフェンスリバウンド16本、ディフェンスリバウンド39本。
東山はオフェンスリバウンド16本、ディフェンスリバウンド25本だった。
特にディフェンスリバウンドで帝京長岡が優位に立ったことは、東山にセカンドチャンスを与えないという意味でも大きかった。
個人では小笠原選手の10リバウンド、ジョベ パ マリック選手の11リバウンドが目立った。
■東山は佐々木蒼が24得点、チームに大きなインパクト
敗れた東山にも、今後につながる大きな収穫があった。
その中心となったのが佐々木蒼選手だ。
24得点に加え、3ポイント7本成功という圧巻の数字。
出場時間は15分50秒ながら、短時間で試合の流れを変えるインパクトを残した。
公式レポートでも、最大15点差を追いかける東山の反撃の起爆剤として佐々木選手の活躍が紹介されている。
また、東山では新井伸之助選手が10得点、鈴木勇功選手、中村颯斗選手、朝田勇希選手がそれぞれ8得点。
ブワシャ・エノック選手は4得点ながら11リバウンドを記録し、インサイドで奮闘した。
■両チームの主な個人スタッツ
帝京長岡高等学校
小笠原立騎選手
21得点、10リバウンド、3アシスト
ジョベ パ マリック選手
16得点、11リバウンド
吉岡龍之介選手
12得点、6リバウンド、6アシスト
春山虹太選手
11得点、3ポイント2本
トゥレイ モモドゥ選手
10得点、6リバウンド
藤田珀選手
9得点、4リバウンド
東山高等学校
佐々木蒼選手
24得点、3ポイント7本成功
新井伸之助選手
10得点、8リバウンド
鈴木勇功選手
8得点、6リバウンド
中村颯斗選手
8得点
朝田勇希選手
8得点
ウェトゥ・ブワシャ・エノック選手
4得点、11リバウンド
■昨年に続いて帝京長岡が東山を撃破
このカードには、昨年から続く因縁もあった。
公式レポートによると、両校は昨年の同大会最終週でも対戦し、その際は帝京長岡が競り勝って大会初勝利を挙げた。東山にとっては、その敗戦が優勝争いにも影響する結果となった。
そして2026年も、再び接戦となった両校の対戦。
今回は東山が最大15点差を跳ね返す猛追を見せたものの、最後は帝京長岡が勝負どころで上回った。
帝京長岡にとっては、前年に続いて東山を破る大きな白星。
東山にとっては敗戦となったものの、1年生・佐々木選手が残した24得点という強烈なインパクトは、今後のリーグ戦に向けた大きな注目材料となった。
東 山|14|24|20|19|77
帝京長岡:1勝0敗
東山:0勝1敗



